ゴルフが出来ることの幸せ その2
今日は、私のホームコースの「山百合会」に参加しました。
お天気は冬型で「北風がお日様に勝つ」との予報でした。
午前中は寒くてもお日様が出ていて気持ちよく、
風は時おり強く吹きますが、空は真っ青!!
午後からは少し雲が出て、あられが降ったり晴れたり・・・
まるでスコットランドのセントアンドリュースのようなお天気でした。
セントアンドリュース・ゴルフ・リンクスのお天気 - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
この青空は、スコットランドまでつながっているんだな~
なんて思いながら歩いていると、
カート道のわきにこんなかわいい花が(^^)
もう、春ですよね~~~!!
「山百合会」は、25年ほど継続している長寿会です!!
メンバーは女性ばかり4人。
毎週集まって、ホーム・コースのゴルフを楽しんでおられます。
かつてはクラブ対抗戦の選手に選ばれるために、
自主練習をする会だったようです。
今ではメンバーが高齢化して、対抗戦に出場するためではなく、
気の合う仲間とゴルフを楽しむ会となっているようです。
皆さんそれぞれに毎週のこの会を楽しんでおられます。
かつてのライバルが、今は最高のゴルフ仲間だなんて!!
心から羨ましいと思います。
いつもの仲間が4人揃わない時は、私にお声がかかります(^^♪
ホームコースの大先輩とご一緒されていただくゴルフは、
人生についても含めて、いろいろとご指導いただけてありがたいです。
私より15~20歳年上の先輩たちですから、
やはり「いつまでゴルフができるかしら・・・」との話題が上ります。
ゴルフができるには、
「健康」「経済力」「家庭安定」「気力」
等々が守られていることが基本となります。
つまり、
「ゴルフが楽しめる」=「幸福」
と言うことになると思います。
「何歳までゴルフができるのか?」
その答えは、
「立ち上がることができれば、死ぬまで」
だと私は考えています。
セントアンドリュースの有名なゴルファー
「オールド・トム・モリス」は、
87歳の誕生日寸前にセントアンドリュースのニューゴルフクラブのクラブハウス階段で転倒し、これが元で死亡したとのこと。
(事故の寸前まで意欲的に仕事をしていたそうです)
神戸のゴルフの開祖
「アーサー・グルーム・ヘスケル」も、
神戸倶楽部で開かれた新年会に出席したおりに、玄関の石段で転倒し頭部を強打、傷口から破傷風に感染したことが原因で72歳で死亡したとあります。
ゴルファーの桃源郷「神戸ゴルフ倶楽部」 - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
腰が「くの字」に曲がっていても、首がヘルニアになっても、膝の軟骨がすりへっても、足が湾曲していても、指が変形していても、、、、
「本人が望む限りゴルフは出来る」という姿を、
私は実際にたくさんの大先輩の中に見させていただいています(^^)
このゴルフ愛に満ちたエネルギー溢れる先輩たちの姿から、
ゴルフを愛しているなら、足腰が立つ限り、
「死ぬまでゴルフができる」
と言うことだと、私は解釈しています。
「いつまでゴルフ出来るのか・・・」なんてことを考えずに、
ゴルフが出来ることの幸せを、楽しみたいと思います。
私のホームコースの梅の花が満開です!!(^^♪
ゴルフが出来ることの幸せ その1
今日は久しぶりにホームコースに出かけました。
月に一度のレディース会例会に参加するためです。
この2ヶ月、ゴルフに行く時間が全く取れずにいました。
日々の生活に追われてゴルフをしないでいるうちに、
冬の寒さも相まってか体中あちこちが凝り固まり、
頭痛はするし・・・で、体調は最悪でした。
大先輩に「たまには無理しても出ておいで!!」
とお誘いをいただき、
「こんな体調でもゴルフになるのかしら・・・」
と、心配しながらのスタートでしたが、
いざ始めると最初のドライバーでナイスショット!!
その後も苦手なウッドが大当たりして気分爽快(^^♪
パターも久しぶりにしては上々の出来。
最初は雨が時折降ってきて、冬冷えを少し感じましたが、
昼前になると青空が一気に広がり始めて、
気温がぐんぐん上昇、最終的には天気予報どおり18℃ほどになり、
結局午後からは上着を脱いでも汗ばむ陽気となりました。
グリーンでパットを打とうとしたとき、
なんと「てんとう虫」がライン上をせかせか歩いています(@_@)
春だと間違たのか、冬眠から目を覚まして、
樹皮の下や葉陰から出てきたようです(^^)
「てんとう虫」を見ると、どこか幸せな気分になりますよね!!
「今日は、ゴルフに出てきて良かった~~」
と思う瞬間でした(^_-)-☆
先月末に、
イギリスはついにユーロ離脱となりました。
ブレグジットについてさんざん議論を交わした末とはいえ、
今後の見通しは立ってないと言っても良いでしょう。
イギリスのロンドン郊外に住む友人と、
アイルランドのダブリンに住む友人に、
ブレグジット後の様子を尋ねてみました。
どちらも「今のところかわりない」との返事でした。
今年の秋にならないと本格的に経済の変化は始まらないのでしょうが、
イギリスはこれまでにない新しい時代に突入しようとしています。
嵐の前の静けさといったところでしょうか?
日本も、このところ明るいムードではないなあと感じます。
実際ゴルフ場でもかつての活気は感じられないのですが・・・
いざコースに出ると、
全てのことが気にならなくなります。
ゴルフというゲームは、
「お互いに同じ環境の中でゲームに集中する」
ことを相手と分かち合います。
数百年前には、カートもなければ進化したクラブもありませんでしたが、
ヒッコリーで出来たクラブと鳥の羽を詰めて作ったボールで、
平民から貴族までゴルフを楽しみました。
ゴルフを楽しんだ後は、お茶やお酒を飲みながら今日のゴルフを語り合い・・・
イギリスのゴルフ場の始まりは、海岸にある市民広場でしたし、
クラブハウスは、近所にある安いパブでした。
イギリスを旅行していると、
日本のような豪華なゴルフ場もありますが、
公園の中にあるパークゴルフも良く見かけました。
お金をかけた豪華なコースがなくても、ゴルフは楽しめる!!
私はそう思っています。
これからの時代は、豪華なゴルフ場の数はさらに減っていくと思いますが、
私はそれがゴルフの滅亡につながるとは思っていません。
質素なゴルフ場でも十分ゴルフというゲームを楽しむことはできるし、
ゴルフの楽しさを生み出すのは「お金」ではないと思います。
仲間とゴルフを楽しむ心の豊かさ、
自然の中で「大人」という殻から解き放たれる心地よさ、
「棒切れでボールを打つ」と言う単純な作業に集中することで、
人間のあらゆる思い煩いから解放される時間を、
人々が手放すことは永遠にないだろうと、私は考えています。
ゴルフを心から愛する人間は、
豊かな自然の一部である許しをいただけるという約束を、
「てんとう虫」からいただいたように思います(^^)
ゴルファーの桃源郷「神戸ゴルフ倶楽部」
11月にはいってからは、 いろいろと忙しい毎日が続き、気づいたら1ヶ月以上ブログが書けずに過ぎてしまいました。
そして、とうとう2019年の大晦日です。
今年もゴルフと旅を楽しんだ一年でしたが、
今年中にどうしてもブログに書いておきたいことが…
毎年夏休みのイギリスゴルフ場めぐりの旅の末、
「ゴルファーの桃源郷」にたどりついたことです。
それは、ゴルフのふるさとのイギリスではなく
「日本」にありました。
日本で一番始めにできたゴルフ場、
「神戸ゴルフ倶楽部」
をこの秋に訪れたときの素直な感想でした。
神戸ゴルフ倶楽部は100年余りの素晴らしい歴史あるゴルフ場ですが
会員の 紹介がないとプレー出来ないためか、
私の地元のゴルファーの間ではあまり知られていません。
しかし、セントアンドリュースのゴルフミュージアムでは
神戸ゴルフ倶楽部の名前が紹介されていましたし、
今年のアイルランド旅行でダブリン・ゴルフ・クラブを訪れたときには、
「神戸ゴルフ・クラブでプレイしたことがあるよ!!」
と、得意気に会員から話しかけられました。
以来、私にとって、
神戸ゴルフ倶楽部はスコットランドのセントアンドリュースよりも
遥か遠くのゴルフ場のように感じられ、
「一度訪れたい」という気持ちがどんどん脹らみ、
ついにそれが実現する日がやって来ました。
前日に飛行機で神戸空港に降り立ち、
三宮のビジネスホテルに一泊。
ゴルフ仲間と朝7時に待ち合わせて、レンタカーに乗り込み、
六甲山への道をどんどん登って行くと素晴らしい絶景が広がってきました。
六甲山ケーブルの乗り場の道案内、
たしかこの辺りにクラブハウスがあるはず、、、
おお!!ここです!!!
木造のクラブハウスにはいると、早速ロッカーに案内されました。
これは、会員さんのロッカーキーでしょうか?
ビジターは、スチールロッカーをお借りします。
着替えてから受け付けに戻る途中に、
こんな素敵な雰囲気のカウンター・バー(^^)~♡
スタートする前に、会員の方々が一杯するのでしょうか…
事前に予約してあった「ヒッコリークラブ」が届いていました。
ボールはもちろん「糸巻きボール」です(^^)
キャディー君が三人分のバックを担いでくれて、
いよいよスタート!!
ヒッコリークラブでゴルフをするのは初めてなので、
ちゃんとボールが飛ぶかどうか心配でしたが、
第一打は無事にナイスショット(^-^ゞ
それからは、降りて登ってグリーンでパットを打つの繰り返し…
はじめのうちは、プレイファーストとばかりに小走りしてましたが、
すぐにへばってしまい(^-^;
「ゆっくりいこう、後ろがくればパスすればいい」
と腹をくくると、辺りの景色が目に入るようになりました。
なんと素晴らしい景色だろう…
山野草が、あちらこちらに可愛らしい花を咲かせています
お天気もよくて、清々しい…
この光景は、スコットランドのリンクスで見たものに似ています。
第一回全英オープン開催地「プレストウィック・ゴルフ・クラブ」 - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
「ススキ」と「クマザサ」は、スコットランドにはありませんが、
どことなくリンクスを感じさせられます。
神戸ゴルフ倶楽部のキャディー君はみな、神戸大学の学生さんなのだそうです。
しかも「ゴルフ部ではない学生さん」のアルバイトだとか。
これはその昔、地元の子供達をキャディーとしてあつめて、
ゴルフを教えていた伝統を引き継いでいるのだそうです。
大学生のキャディー君と楽しく会話しながら、
美しい景色と山野草を眺めながらのまるでピクニックのようなゴルフ...
今まで味わったことのない、ヒーリングゴルフ!!
そして、このグリーンがフッカフカなんです!!
六甲山の冷涼な夏の気候と霧のお陰で素晴らしいグリーンの芝が育つのだそう。
それより何より、訪れるゴルファーの数が少ないので、
一般のゴルフ場のグリーンのように踏み固められることがないとか、、、
ほんとうに素晴らしいグリーンでした。
あっという間の最終ホール、、、
質素な小屋も、どこかお洒落です。
水飲み場は不衛生にならないよう工夫されています。
今回のゴルフは神戸ゴルフ倶楽部の会員間でもブームをよんでいる、
「ヒッコリークラブ」を体験しました。
4年前に「マッセルバラ・ゴルフ・リンクス」でみかけて以来、
ヒッコリークラブがずっと気になっていました。
マッセルバラ・リンクスでヒッコリーゴルフしましょう!! - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
初めて持った感触は、
「思っていたより軽い」でした。
そして「振ってみると意外に当たる」です。
キャディー君に持ってもらう関係で、クラブは5本だけ。
ドライバーのかわりがこのクラブ。
非力な私でも、芯に当たれば結構とびました。
パターは、一番短いアイアンという感じ。
神戸ゴルフ倶楽部の開祖グルームさんが、
このホールをパターだけで打ったそうですが、
ヒッコリークラブを使ってみて、その意味がわかりました。
最終ホールを望む、ウッドデッキ。
プレーを終えても、ここにいつまでも座っていたくなります。
本日のオススメのランチは「ポーク・ピカタ」でした。
ランチョン・マットがコースレイアウトだなんて、
ビジター・プレイヤーを楽しませてくれる、素敵なアイデアです。
クラブハウスには、大きな暖炉が…
この本の中には、今と同じ場所にある開場当時の貴重な写真が沢山あります。
開場当時は芝が上手く育たないため、砂を油で固めたグリーン(サンドグリーン)だったそうです。
カウンター・バーの後ろの帽子かけがお洒落❣️
開場時の記念ボールです。
これで、荒れ地を切り開いたのだそうです。
63年前のスコアカードです。
昔のクラブでもこのスコア(゜o゜)\(-_-)
スコアは道具(クラブ)ではない?!
116年前からのチャンピオンボード(@_@)
112年前からの「アマチュア選手権」のチャンピオンボードもありました。
スコアカードを入れるボックス100年ものでしょうか、、、
本棚が、これまた歴史を感じさせられます。
神戸ゴルフ倶楽部には、すでにイギリスでも失われつつある、
「ゴルフというゲームの楽しさを味わう」精神が、
ずっと守られてきていると、感じました。
ゴルフが商業主義化し、乗用カートが当たり前になり、
少しでも沢山のプレーヤーを詰め込むために
プレーファーストが叫ばれて、
そのために今年からルールが改正されました。
ゴルフ場が「大人のディズニーランド」と言われるようになり、
乗用カートに乗ってのセルフプレーの時代にゴルフを始め、
ゆとりのないゴルフしか知らなかった私にとっては、
神戸ゴルフ倶楽部のゴルフ精神が100年以上も少しもかわらずにあることは、
世界中のゴルファーにとっての桃源郷だと感じました。
今回の神戸ゴルフ倶楽部巡礼の旅で、
私が神戸ゴルフ倶楽部の記事を提供した、
スコットランドのゴルフヒストリー作家の本を、
神戸ゴルフ倶楽部に寄贈させてもらうことができました。
「 101」は、神戸ゴルフ倶楽部の開祖
グルームさんの別荘地の番号だそうです。
神戸ゴルフ倶楽部の支配人さんから、こんな冊子を頂きました。
冒頭には以下のように書かれています。
言い残し忘れたことがある。
諸君、
神戸ゴルフ倶楽部に、
これはいかん、あれはいかん、
そういうべからず集はない。
考えればわかるだろう。
先輩諸君を見れば、わかるだろう。
わからなければ、聞けばよい
教えてもらって、笑えばよい。
ここは、みんなが心おきなく楽しむ
大人の遊び場だ。
Arthur Hesketh Groom
この4年間、この「巻物」いただくために旅をしていたような気がしました。
神戸の素晴らしい夜景です。
ではみなさん、よいお年を!!
2020年が素敵な一年となりますように!!
500回を迎えた「目土の会」
季節はすっかり晩秋に入り、紅葉を楽しむ季節となりましたね(^_-)-☆
今日は「目土について」の話題です。
私の所属ゴルフ・クラブに「ときわ研修会」 という月例会があります。
今月で第500回目を迎えましたので、盛大にお祝いのパーティーが開かれました。
12か月で割り算すると、
41年と8か月の長寿会ですから、
メンバーも80歳超の方も多数おられます。
それでも皆さんお元気でフル・バックからゴルフを楽しまれておられます。
ゴルフ倶楽部の職員、歴代の支配人、研修会のメンバー、役員の方々等50名余りが集ったパーティーの中で語られた「ときわ研修会の歴史」のお話の中で、
この会が別名「目土の会」と呼ばれていることが話題に上がりました。
かいつまんでお話しますと、、、
この会を発足するにあたり、発起人の方々は「会の特徴」として
「会員個々のゴルフの技術とマナーの向上」以外に
「ゴルフ場の運営に協力できることをする」という目標を持ち、
「ゴルフをしながら、自分の作ったディボット以外にも目土を入れる」
ということを決めてスタートしたそうです。
発足当初は「他の組のプレーの妨げになる」と言った苦情も出ましたが、
キャディー廃止、マナーの低下、客の詰め込みなどでディボット跡が修復されず、
この会の活動貢献度がゴルフ場運営上、高く評価されるようになりました。
それ以外にも、ゴルフ倶楽部の役員を会員が率先して引き受けてきましたので、
今回のような盛大なお祝い客を迎えての「500回記念パーティー」となりました。
私もこの会のお仲間に入れていただき7年目となりました。
入会した当初はまだゴルフが下手でディボットなんて作れなかったのですが、
既にあるディボット跡を見つけては目土を入れる作業は、
「ショットが悪くても気持ちを落ち着かせる」のに十分な効果がありました。
最近は、非力ですが少しだけターフがとれるようになり、
会のみなさんのおかげでゴルフを十分に楽しめる腕前もつき、
今ではナイスショットした後、余裕で目土を入れられるようになりました。
さて、この目土について以前から疑問が・・・
私が今までイギリスやアイルランドでゴルフをした時に、
一度も目土の袋を見かけたことがありません・・・(?_?)
イギリス・アイルランドでは4人乗りカートは使用せず、
手引きかキャディー付きのゴルフでしたので気が付かなかったのかもしれません。
しかし、ラウンド途中で補給用の目土の箱も見かけませんでした。
私は男性のようにターフが取れるほどの力強いショットは打てませんので、
もしかすると私についたキャディーが目土をする必要性を感じなかったのかな?
しかし、ご一緒した男性の方々の作ったディボットに、
キャディーが目土を入れる姿も見かけなかったように思います。
今までプレイしたイギリスやアイルランドのゴルフ場では、
あの「目土袋」を目にしたことがありません。
(。´・ω・)?
その時はカートに「目土袋」が引っ掛けてありましたし、
コースの途中で「目土の箱」も目撃しました。
また、アナハイムゴルフ場の目土は「砂」ではなくて「腐葉土」のような土でした。
さて、これはどういうことなのかとネットで調べてみたところ、
ゴルフダイジェストの記事に次のようなことが書かれていました。
フェアウェイからアイアンで打つ際、クラブヘッドで削られるボール付近の芝生をディボット(divot)という。英語の“divot”は、削られた芝の切れ端と、削られた跡の両方を意味するが、削れ跡のことはディボットマーク(divot mark)とも呼ばれる。ディボット跡を適切な方法で修復するのは、ゴルファーの重要な義務のひとつである。 ディボット跡の修復には「目土」を使うのが一般的。目土は砂、または砂と芝の種を混ぜたもので、ディボット跡を埋めることで芝の根の乾燥を防ぎ、芝芽の再生を促すことができる。日本の多くのコースで、フェアウェイに用いられる「高麗芝」は、まず地下茎が地中横方向に発達し、そこから芽が縦に伸びていくため、目土によって地下茎を保護することが重要なのだ。 ちなみに、ベントグラスに代表される西洋の寒冷地品種芝、いわゆる「洋芝」のフェアウェイの場合、芝の切れ端をディボット跡に戻しておくだけで芝が再生する。高麗芝とは異なり、洋芝の多くが1本1本独立して縦に生育する性質を持っているからだ。芝は「イネ科」の植物。水田に苗が育つ様子から、洋芝の生え方も想像できるだろう。(ゴルフダイジェストより)
この記事から推測すると、、、
日本のゴルフ場のフェアウェイは高麗芝で出来ていることが多く、高麗芝はディボット跡に砂を入れることで芝の根が横に伸びるのを早めるようです。
イギリスやアイルランドのリンクス・ゴルフ場のフェアウェイは洋芝なので、土を入れなくても「切り取った芝をデボット跡に戻しておく」だけで良いようです。
そして、アメリカの砂漠地帯にできた街アナハイムのゴルフ場では、砂ではなく保湿性の高い腐葉土のようなものを目土として使用している?!
日本では夏が暑く湿気が強いので、芝の育成を促すのに「排水の良い砂」を目土に使います。
スプリンクラーが届かない場所は
サボテンが生えてる!!(@_@)
くらいですので「保湿性の高い腐葉土」を目土に用いるのだと推測します。
一方で、ゴルフの発祥地であるイギリスやアイルランドのリンクスでは、
目土をしなくても「ターフをとった時の芝を戻しておく」だけで十分にディボットが回復するようです(^^)
イギリスのリンクス・ゴルフ場でも、実際にはある程度の目土作業はあるようですが、
日本のゴルフ場のような感覚とは少し違うようです。
国や気候によって、ゴルフ場のメンテナンスはさまざまですね(^_-)-☆
そういえば、有名な鈴木康之著の「ゴルフのおかげで」という本の中に、
イギリスのリンクスの原点は、
「原っぱの草を、羊が食べて短くなったところが、フェアウェイやグリーン」
であると書かれていました(^_-)-☆
私はこんなシーンを想像しました・・・(^^)
日本でゴルフをするときは「目土を心がけよう!!」と思います。
みなさんも自分で作ったディボットには、是非「目土」を!!
本日も、最後までご購読ありがとうございました(^^)/
アイルランドの宿 その3「ジャイアンツ・コーズウェイ」
前回ブログの続きです・・・(^^)
第148回全英オープンを観戦するために、
開催地であるアイルランドのポートラッシュに行くことにしたものの、
不案内な外国の土地にいきなり一人で訪れたところで、
計画通りにすんなり会場に行きつけない危険性が大きいです。
英会話能力に全く自身のない私は、
観戦日の2日前にポートラッシュ入りすることにしました。
せっかくだから観光もしようと、
ポートラッシュ周辺をネットで検索しているうちに、
全英オープン観戦以外にも行きたい場所を見つけました。
それは、、、
「ジャイアンツ・コーズウェイ」
アイルランドのポートラッシュにしかない、
巨大な六角柱の石が立ち並ぶ断崖で、
「イギリスの最も偉大な自然の驚異」ランキング第四位!!
に選ばれているのだそうです。
せっかくですから、是非行ってみたいものだと思いました。
前回のブログで紹介しました、
「ポートラッシュ・ホリデー・ホステルでのすばらしい朝食」を満喫した後、
受付カウンターにいる宿主らしき男性に、
「ジャイアンツ・コーズウェイに行きたいけど、どうすればよいか?」
と尋ねたら、なんだか困り顔をしています。
説明によると、、、
「ジャイアンツ・コーズウェイ行きのバスは少なく、
朝早いので今日のバスはもうない。
タクシーは、全英オープンの影響で道が混みあっていて、
呼んでもいつ来るか分からないし、行きつけないかも・・・」
と説明されました。
そして、その宿主は少し思案してから、
カウンターにある一枚のパンフレットを見せながら、
「そこで提案だが、船で行くのはどうか?」
と、言いました。
『なるほど、船なら道が混雑していても問題ないわけだ。
ジャイアンツ・コーズウェイは断崖だけど、
おそらく船着き場もあるのね、、、』
と、勝手に推測し、
「OK、そのプランをお願いする!」
と返事したら、宿主はしたり顔で、
「是非、釣りもするといいよ、夕飯のおかずになるから!!」
とのこと。
「いやいや、釣りはしたことないから」
と、お断りして船の出る場所と時間を教えてもらいました。
ついでに、全英オープンン会場までの行き方も聞いてみました。
どうやら会場までは、歩いて15分ほどのようです。
船は午後1時45分に出発するので、
午後1時半には船着き場に行くようにとのこと。
まだ午前10時前なので、それまでかなり時間があります。
船が出る時間まではたっぷり3時間以上ありますので、
まずはポートラッシュの街を散策しながら、
全英オープン会場の下見に行くことにしました。
ホステルの前の路地を抜けると海岸の見える広場に出ました。
お天気、最高です(^^♪
この広場では、何やら放送設備のセッティング中・・・
今日の夜から、全英オープンの野外LIVE放送があるようです(^^♪
少し歩くと、道端では何かを収録中の様子・・・
その先の道端で見つけた「スパー」と隣の駄菓子屋さん、
すべてがお洒落に見えます(^^)
駅前の分かれ道、左に行くと全英オープンの会場に着くはずです。
カトリックとプロテスタントの教会が向かい合わせにありました。
この道の先に、全英オープンの会場があるはずです・・・
だんだん、全英オープンの会場に近づいてきた雰囲気が・・・
ついに、会場入り口に来ました!!
でも、やはり今日のチケットは売り切れ・・・
明日のチケットは事前に買ってあるので、引き返すことに。
帰り道は、海岸沿いを歩いてみる事に。
実に美しい浜辺です。
右手には、全英オープンの会場が広がっています・・・
ビーチでサマーホリデーを楽しむ人々は、
の~んびりと日光浴を楽しんでいます。
フォークソング・ギターの調べが心地よく浜辺に流れます・・・
あ~、ずっとこの景色の中に溶け込んでいたい・・・
だんだん、自分の旅の目的すら忘れてしまいそうな、
とても穏やかな気分にさせられる浜辺の風景。
さて、そろそろ約束の時間が近づいてきましたので、
船着き場の方を目指して引き返すことに。
確か、 この下の船着き場に私の乗る船が来ているはず・・・
ここの船着き場のパブからは、人があふれだしていました(;・∀・)
イギリスの観光地では、昼間からお酒を飲んでリラックスしている、
そんな光景をよく見かけます。
ありました!!
これが、私が乗船する船のはずです(^ω^)
なるほど!!この小さい高速船で、
ジャイアンツ・コーズウェイの断崖に行くのね??!!
私が高速船に乗り込もうとしたら、
「あなたはこっちじゃないよ、そちらの大きい船で待ってて!!」
とのこと(?_?)
なんだか、嫌な予感がしてきました・・・
小さい方の高速船は先に意気揚々と出発してしまい、
残された私の船は、明らかに釣り船です(。´・ω・)?
たしかに、ジャイアンツコーズウェイの断崖の写真があります。
が、「フィッシンング」
という文字がどうも気になります・・・
船のヘリには、何本も釣り具が設置されています。
大きな網とカゴ!!
そして、ものすごく切れそうなナイフ!!(ノД`)・゜・。
これは間違いなく「釣り船」です!!
乗船客は私を含めて5名。
親子連れと若者が2名、なんだか盛り上がりに欠ける雰囲気です。
まあ、漁に出かけるのではなさそうな・・・。
私の不安をよそに、船はぐんぐん岸を離れていきます。
船はドックから湾に出ると、
全英オープン会場側の浜に沿って進み始めました。
会場のケーブルカメラが見えます。
「 明日は、いよいよこの会場に入れるはずだ!!」
と、思わず心臓が高鳴ってしまいました!!
船はどんどん、会場から離れて速度を増していきます。
このおじいさんは、船長の助っ人で乗り込んだようですので、
「これから、ジャイアンツ・コーズウェイに行くの?」
と尋ねてみたところ、
「ああ、いくよ!!」とのこと。
一安心したところで、船が海の真ん中でとまりました。
そして船長が釣り具の説明しています。
どうやら、ここで・・・
釣りをするようです!!(;´∀`)
海釣りなんて、今まで一度もしたことがありません。
リールなんて生まれてから一度もさわったことがありません。
「私は無理です!!」とおじいさんに訴えたのですが、
おじいさんは「私が手伝ってあげるから、やってみて」
と優しい笑顔で自分の釣り竿を渡してくれました。
最初は思い通りに操作できませんでしたが、
少しすると慣れてきて、案外簡単であることが分かりました。
見よう見まねで釣り糸を上げ下げしているうちに、
なんと!!確かな手ごたえが!!(@_@)//
「リールをゆっくり巻いて!!」
と、おじいさんが手伝ってくれました。
船長が大きな網を持って待ち受けてくれています。
少してこずりましたが、
やったぁ~!!釣れましたぁ~~~!!
釣り上げるのに時間がかかったせいか、血みどろです(笑)
でも、釣り上げたのは私が一番最初です(^^)v
獲物は、 そこそこのサイズのサバでした(^^)
それからしばらく釣りの時間が続きましたが、
私以外は誰もつれませんでした。
釣りはおしまいになり、船が移動し始めました。
美しい海岸が続きます・・・。
しばらくして、船長が何やら説明を始めました。
乗客がみな、カメラで撮影しています。
おお、これはダンルース城!!
船長の案内の内容はよく聞き取れませんが、
美しい眺めにうっとりしました。
通り過ぎる小島に、アザラシがいたり海鳥の小島があったり・・・
船はどんどん走っていき、再び速度を落としました。
もしかして、そろそろジャイアンツ・コーズウェイに接岸する?
・・・という、私の期待はむなしく、
そのあと3ポイントほど停泊して、海釣りが繰り返されました。
期せずして、生れてはじめて体験した海釣りでしたが、
一度に3匹釣れたりして、とても楽しめました。
船長が、若い二人の乗客に、
「あのジャパニーズ・ウーマンは、釣りが上手いね」
と話しているのが背中から聴こえてきました。
ドックに向けて帰る途中、
おじいさんが釣った魚をさばいて、
内臓と頭を海にばらまきました。
それを目当てに、海鳥が群がってついてきます。
今日の収穫は、全員合わせてこの程度。
おじいさんが言うには「今日は不漁」とのことでした。
一緒に船に乗っていたこの男の子、本当に可愛かった~(^^)
ずっと、釣った魚と何やらお話してました。
船つき場に戻ると、欲しい分だけ船長がさばいてくれるとのこと。
私も今夜の夕飯用に3匹選んで、
三枚におろしてもらい、ホステルに持って帰りました。
ホステルの共同キッチンに常備してある、
数あるスパイスの中からがラム・マサラを選び、
カレー味のムニエルにすることにしました。
持って帰ってみると、けつこうな量です。
夢に見た、海外の調理レンジでのクッキング・・・(^^♪
オーブンで、昨日食べきれなかったポテトを温め、、、
パンと果物を添えて・・・これにビールがあれば、
豪華とは言えませんが、十分満足な夕食タイム(^_-)-☆
ポートラッシュのホステルは、
なんと、なんと!!
ジャイアンツ・コーズウェイで釣った魚が食べられる宿でした!!
帰国してから、船でどこを回ったのか調べてみました。
確かにジャイアンツ・コーズウェイに訪れたことになりますが、
次回はぜひ「陸路」で行き、
雄大な六角柱の岩の上を歩いてみたいと思います。
これはあくまで、次回があればのことですが・・・
いやいや、いつかもう一度ポートラッシュを訪れよう!!
そして「ロイヤル・ポートラッシュGC」でゴルフもしたいですね(^_-)-☆
最後まで、お付き合いありがとうございました(^^)/
アイルランドの宿 その2 「ポートラッシュ」
きのう、男子ゴルフの世界選手権シリーズ「HSBCチャンピオンズ」が中国・上海の山国際GCで最終ラウンドが行われ、ロリー・マキロイ(英国)が通算19アンダーで並んだ昨年優勝のザンダー・ショーフリ(米国)をプレーオフで破って優勝しました。
マキロイ選手は北アイルランド出身です。
今年の全英オープンは68年ぶりのアイルランドでの開催でしたが、
マキロイ選手が初日から大たたきで、地元の人たちをがっかりさせていたのを思い出しました。
その全英オープンを観戦するためにアイルランドを一人旅した私ですが、
あまり英語が流暢ではないので、地元の人と会話する時、とっつきやすいところでマキロイ選手のことをよく話題にしました。
その時に、私が「マキロイ」と口にだすたび地元の人たちから、
「マキロイ?ノーノー、マッコロイ!!」
と訂正されていましたが、なかなかうまく発音できませんでした。
確かにスペルを見ると「Rory McIlroy」ですから、
「マキロイ」とは読めないです。
一体どこから「マキロイ」となったのでしょう、、、
ウィキペディアでは「マキロイまたはマクロイ」となっていますが、
地元の人々の発音は「マッコロイ」と私には聞こえました。
「ツ」の部分は短めに発音します。
少なくとも「マキロイ」というと、必ず「誰?それ?!」と言う反応になりました。
でも「マッコロイ」はちょっと可愛らしすぎる感じがしますね!!
( *´艸`)
「マッコロイ」より「マキロイ」の方が、
ゴルフが強そうに聞こえるのは私だけでしょうか?
国内での外国人選手の呼び名においては、そんなことがよくあるそうです。
さて、今回は私がアイルランド一人旅で泊まった、
全英オープン開催地「ポートラッシュ」での宿泊施設のご紹介です(^^)
前回の宿泊地は、北アイルランドの首都ベルファスト近郊の海辺でした。
ベルファストからポートラッシュまでは、電車で2時間ほどかかります。
途中コルレインという駅で乗り換えますと、ポートラッシュの駅に着きます。
ポートラッシュも海辺の小さな町ですが、夏休みは避暑地として人気があるようです。
今回宿泊した宿の他にもたくさんの宿がありました。
ここではマリンスポーツも盛んな様子で、
家族での~んびり休暇を楽しいでいる人の姿から推察すると、
全英オープンよりも、そちらの方が中心のような感じでした。
せかせかとしている自分が、なんだかばかげて見えてくるぐらい(;・∀・)
道ですれ違う人々はの~んびり夏の休暇を過ごしているようでした。
私の宿泊したのは、
「ポートラッシュ・ホリデー・ホステル」
4人部屋のドミトリーと一人部屋がありましたが、
私は一人部屋に宿泊しました。
入り口は二重になっていて、夜になると外側のドアが閉まり施錠されます。
到着したのは昼間でしたので、外側のドアは開いており、
内側の呼び鈴を押すとホステルの人が出てきました。
受付けをすますと、まずは共同キッチンの使い方の説明がありました。
共同のリビングにも案内されました。
イギリスの住居ではお決まりの暖炉と出窓ですが、
照明がなかなかモダンでおしゃれな空間です。
ざっと共同の場所の説明を受け、
時間外の玄関出入りの仕方の説明を受け、
それからやっと部屋に案内されました。
おお!ファンシーな内装(^ω^)
トイレやシャワーも付いており、照明がオシャレ・・・
ここのオーナーは、照明にこだわりがある感じです(^^)
その日は疲れてしまったので、共同キッチンは使わずに、
近所にあるフィッシュ&ポテト屋さんで夕食を済ませて床に着きました。
翌朝、キッチンに降りてきてびっくり(@_@)/
朝食用のジュースやパン、果物、バターやマーガリン、ジャム・・・
シリアルはもちろんのこと、ホットケーキまで作れます。
調理器具も充実していて、電子レンジやオーブンまでも使い放題!!
こんなに何でも揃っているのなら、もっと早起きして朝食づくりをしたのに・・・
と思いながら、一日目はありきたりなメニューチョイスとなりました。
このキッチンでお気に入りの道具は、
このオーブントースターです。
中でパンがこんがり焼けている様子が見えて、
焼きあがると、ゆっくり持ち上がる構造になっていました。
何度でも焼いてみたくなり、
二日目の朝はいろんなパンを焼いてみました(^^♪
朝食は、リビングに持って行って食べます。
宿泊している人たちは、年齢も性別もさまざま。
ヨーロッパのホステルでは、普通に男女混合のお部屋だそうです。
「ホステル」は、想像していた以上に豪華な朝食が食べられるところでした!!(^^)v
リビングでは、ゴルフおやじ3人グループの横にすわったので、
声をかけられてゴルフ話を聞かされました。
そ話の内容は、日本のゴルフおやじとほぼ同じ・・・
( *´艸`)
とても楽しい朝のひと時でした。
イギリス旅行で『ホステル宿泊』は初めての体験。
次回は「ホステルでの夕飯づくり」をご紹介したいと思います。
続く・・・(^^)/
アイルランドの宿 その1「へレンズ・ベイ」
アイルランドがすっかり有名になりましたね(^^)
私が今年の7月にアイルランド旅行へ行った頃は、
まだアイルランドのことを知っている日本人は少なくて
「アイルランドって、いったいどこなの?」とか、
「温泉がいい所でしょ?」とかいう反応でした。
「イギリスのブリテン島の横にある島です」
「温泉で有名なのは、アイスランド!!」
「北アイルランドと南アイルランドに分かれていて、北アイルランドはイギリス領です、、」
などといちいち説明してもみなさん興味なさそうな反応でした。
今回のワールドカップでは、
日本と同じ1次リーグにアイルランドが入っていたので
アイルランドがかなりなじみの深い国となりましたよね(^^♪
アイルランドの色は「グリーン」です。
アイルランドの国は北海道と同じくらい北にありながら、
冬の最低気温は冷下になりません。
島全体に手付かずの自然が残されており、
なだらかな丘陵の大地では牧畜が盛んです。
海岸線はエメラルド色の何とも言えぬ美しさ・・・
夏は涼しいので、アメリカやヨーロッパの人々が訪れ、
屈指の避暑地やゴルフ場が点在しています。
今回の旅ではまずオランダのアムステルダム近郊を観光してから、
北アイルランドに飛行機で渡りました。
最初の2日間を、へレンズ・ベイという海岸にある
「Bridg House」というB&Bに泊まりました。
ここを選んだのは、首都ベルファストに近くて宿泊代が安かったからです。
アイルランドを訪れるのは初めてだったので、
その宿がどんなところかとても心配でしたが、
訪れてみると周りの環境も含めて素晴らしい所でした。
このB&Bはへレンズ・ベイの駅から5分程度の所にあり、
スーツケースを引っ張りながら歩いていけました。
イギリスの伝統的なレンガ造りの小さなおうちです。
お庭も狭いながら、綺麗に手入れされていてこんな素敵な椅子がありました。
入り口には温室があり、ブドウが実っていました。
中に入ると、骨とう品があちこちに飾られています。
宿泊するお部屋も、クラシカルでとっても素敵でした。
お部屋のキーホルダーは木の葉っぱ(^^)
ハイビスカスとローズヒップのハーブ・ティーがとても美味しかったです。
これまたクラシックなアイロン台もありました。
洋服ダンスの中には、ちゃんとアイロンがありました。
バスルームには、大きなバスタブがありました。
天井際のボーダー柄がお洒落です。
クラシカルですが、ちゃんとお湯が出てシャワーも使えました。
シャワールームの照明は、これを引っ張って付けます。
トイレット・ペーパーホルダーは、ただの棒(^ω^)
洗面化粧台の灯りもこのひもを引っ張って付けます。
この宿は個人のおうちで、飾られている調度品は先祖代々伝わるものなのだそうです。
ご夫婦で宿を経営されており、アットホームそのもの(^^)
オランダの都会の疲れがでていたせいか、本当に心が休まる思いでした。
特に、ここの飼い犬のジョンが可愛いことこの上なく、、、
なでると、すぐにごろんと横になります。
お部屋までついてきたがるくらいの人懐こさ。
ああ、この宿でジョンと永久にたわむれていたい・・・
お部屋にお散歩用の地図があったので、あたりを散策してみることに。
すぐ近くには、別荘がたくさんありました。
教会がありました
さらに別荘地を歩いて行くと
途中にゴルフ場がありました。
中をのぞいてみると・・・だ~れもいません。
美しく咲く花を見ながら、さらに降りていくと、、、
大勢の人がいるビーチに着きました!!
キャンプしている人たちや・・・
犬と遊んでいる人・・・
楽しそうに遊ぶ子供たち・・・
何だか急に、一人旅が寂しく思えてきました。
日の当たる海岸はけっこう暑いので、
少し山側に入ってみることに・・・
このアイスクリーム屋さんから続く道をいくと森があります。
木陰は涼しくてまるで別世界です。
こんな可愛らしい木彫りが道端にありました。
自然に咲く、可愛い花々に出会えました。
ずいぶん歩いたので、そろそろ引き返すことに・・・
この時期のアイルランドは、
夕方六時になってもこんなに明るいんです。
夕方7時近くになってやっと、みんな帰り支度を始めました。
帰りにもう一度ゴルフ場をのぞいてみましたが、、、
・・・やはり誰もいませんでした。
ここに来る人達には、ゴルフ場より浜辺の方が人気あるようでした。
宿に帰ると、ジョンが出迎えてくれました(^^♪
宿主が、私が部屋干ししていた洗濯物を外で乾かしておいてくれました!!
犬のジョンとやさしい宿主さんのおかげで、
一人旅の寂しさが一気の吹っ飛びれました(^_-)-☆
この宿の朝食メニューは、
いわゆるイングリッシュブレックファーストなのですが、
宿主が朝からキッチンで一生懸命手作りしてくれますので、
とっても心がこもった美味しい食べ物ばかりでした。
メニューがいくつかあり、前日にオーダーしておきます。
一日目はベーコン・エッグとソーセージ、
二日目はキッパという魚の燻製とポーチ・ド・エッグ、
という具合に毎朝違うメニューが楽しめました。
ベーコンエッグにはポテトパンケーキを付けてもらいました。
キッパにはアイリッシュ・ソーダ-・ブレッドとアボガドを付けてもらいました。
他にもセルフ・サービスでいろいろ用意されていました。
これは、宿主さん自家製のグラノーラ。
ここにパンが入っています。
「ホワイト・ブレッド」と「ブラウン・ブレッド」です。
好きなだけ自分でトーストして食べます。
ピーチ、オレンジ、ブルーベリーといった新鮮な果物も好きなだけいただけます!!
この中に紅茶がたっぷり入っていました。
銀製のポットは、まるで不思議の国のアリスのようです。
ミルクピッチャーも、砂糖入れも全て銀製の骨とう品でした。
きちんとお手入れされているので、
銀製品独特の素敵な光沢です(^^)
これは牛乳が入っているピッチャーです。
アイルランドで放牧されている牛は「ジャージー種」がほとんどで、
その牛から取れる新鮮な牛乳は、
独特のコクと甘みがあり最高に美味しかったです。
そしてこの牛乳から作られたバターやヨーグルトは本当に美味しかったです。
そして、宿主の手作りのスコーンの味は最高!!
手作りジャムとバターをたっぷりつけて、
美味しい紅茶といただく至福の時!!
あれれ?ミルクが固まってる~~~?
この牛乳は生乳なのですぐに固まっちゃうんですって・・・。
ほんと、日本の牛乳とはまるで違いますね(^ω^)
家主の素敵な笑顔を撮らせていただきました♡
お礼を言おうとして、つい慌てて(;^ω^)
「マフィンがとても美味しかったです!!」
と言ってしまったら、
「アメリカではマフィンというけど、イギリスではスコーンと言うのよ」
と、やさしい笑顔でたしなめられました。
アイルランドの一人旅の美味しい思い出です(^ω^)
またいつか、もう一度食べに行きたい・・・
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました!!