イギリスのゴルフ場と観光の魅力

ゴルフ好き・旅好きのイギリス旅行記録

素敵な公園、ブランツフィールド・リンクス

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今回、旅の最後に訪れたゴルフ場は、エジンバラ空港から10分ほど車を走らせた所にある公園タイプのゴルフ場『ブランツ・フィールド・リンクス』でした。(The Bruntsfield Linls)
なにが公園タイプかというと、木々に囲まれたコースにシカやキジといった動物たちがノンビリと草を食んでいるという、まるでおとぎの国に迷い込んだかのような自然溢れる風景のコース。
海岸沿いのコースのように、ハリエニシダやポットバンカーはありませんし海風の影響も少ないです。

コースの長さは日本のゴルフ場とほぼ変わらない感じですが、アップダウンはリンクスですのでほとんどありません。
いよいよ今回のゴルフ旅行最後のマッチ対決です。今まで2回のマッチで1負1引き分け、今日は絶対負けるわけにはいきません!!
とばかりに臨んだその日の天気、あいにくのもやが立ち込めて視界が今一つ…相手は飛ばし屋にてこいつぁ勝算ありそうだぁ~ヽ(^o^)丿
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てなわけで闘いの火蓋はきっておとされたのですが…
前の組の老夫婦のプレー進行が実に遅いσ(^_^;
霧がはれてきてよ~くみると、何と奥様のほうはバックを背中に背負って移動しています(@_@)旦那様は、電動手押しカートですがなんともスローな歩きぶり。奥様は手際よくプレーされておられましたが、旦那様のほうはショットがやっとでグリーンにはあがられない様子。
ご夫婦仲良くとはいえ、ゴルフをするというよりは完全に老夫婦それぞれの散歩風景です(^^)
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イギリスのリンクスでは、ご近所に住む方々やってきて気軽にゴルフなさるんですね。
18ホール全てをまわるのではなくその日の気分で「自分達がまわりたいだけプレーする」といったスタイルが日常らしく、前の組の老夫婦も6ホールで上がっていかれました。
その後は私達も最初の意気込みはどこへやら、シカやキジの見守る中ノ~ンビリした気分でマッチプレーを楽しみました。
「こんなゆったりした気分のゴルフプレーは日本のゴルフ場ではあり得ないことだな~」と幸せ一杯の旅最後のリンクスプレーとなりました (^^)
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帰国してから調べてびっくりです(@_@)
この『ブランツ・フィールド・ゴルフ・リンクス』は、世界で4番目に古いゴルフリンクスでした。
設立は西暦1761年だとのことですから、今から約250年前からあったゴルフリンクスだということになります。
日本はまだ江戸時代、徳川家9代目の頃で「享保の改革」が終わったあたり…明治維新までにはまだまだ100年以上あります。
そんな長い歴史をもつゴルフ場とはつゆ知らず、私は実にノンビリゴルフを楽しんでしまいました。
「プレー代も一万円ちょっとだし、どちらかと言うと、空港郊外にあるショボいリンクスだろうな」程度に思ってました…そんな凄いリンクスだったとは~~~((((*゜▽゜*))))
いや、ある意味、知らない方が楽しめたのかもしれません ←これ、完全に言い訳!!
『帰国してから、事実を知って驚く』
私のイギリスゴルフの旅はいつもそんな具合です。
(^_-)-☆
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〈いつも素晴らしいリンクスに案内してくださるエルデ・トラベルツアーさんに、心から感謝です!〉