イギリスの「ゴルフクラブ」
今日はまさに台風一過の真夏日でした!!(;^ω^)
でも暑さに負けず、今日はホームコースにある月1回の例会に参加してきました。
この例会は今回で第484回目、なんと40年の歴史があります(@_@)
そしてこの例会は70歳を迎えてもなおフルバックから挑戦し、月齢杯に参加し続けるという熱いメンバーたちが中心の例会です。
なんと80歳を超えておられる方も数名おられます(; ・`д・´)
プレー後にはきちんとアテストしてこの箱にスコアカードを入れます。
この例会は、スコアだけでなくルールやお互いの心の交わりを大切にします!!
このような長寿例会に参加すると人生論も含めさまざまなことを教わり、
「ゴルフとはそこはかとない魅力があるものなんだな~」
と、例会に参加できることだけでありがたく感じる私です。
さて、今回はイギリスのゴルフクラブのお話です。
イギリスでは「ゴルフクラブ」という言葉はゴルフ場のことではないそうです。
一つのゴルフ場にたくさんの「ゴルフクラブ」があるそうです。
「競技会のためのゴルフクラブ」「お酒を楽しむゴルフクラブ」「サッカーが好きな人のゴルフクラブ」「魚屋のゴルフクラブ」「町内のゴルフクラブ」・・・
といった具合に気の合う人たちがあつまって自主運営の「クラブ」を作り、気に入ったゴルフ場でゴルフをするのだそうです。
もともとイギリス人は「クラブ」が大好きだそうで、何かにつけいろいろなクラブに出かけていくとか・・・そんな国民性によるのかもしれません。
また、イギリスでは「クラブハウス」の考え方もまるで異なるようです。
そもそも、イギリスのリンクスでゴルフするときに日本のゴルフ場のような立派なフロント受付はよほどの高級ゴルフ場でない限りありません。
たいていは受付小屋があり、そこで空いているスタート時間を聞き、お金を払ってカートのハンドルを借りてスタートします。
クラブハウスとは、クラブ員が集まる場所のことをさすのだそうです。
自分たちで小屋を持つクラブもあれば、パブをクラブハウスにしたり部屋を借りたりといった具合だそうです。
ゴルフが終わった後にそこで集ってお茶したりビールを飲んだりするのだそうです。
セントアンドリュース・ゴルフリンクスでも立派な受付フロントはありませんでした。
ニューコースとジュビリーコースはこんな感じのところで受け付けをします。
スタートホールにこのような小屋があり、手引きカートのハンドルを借ります。
オールドコースの受付は、さすがに少し立派な建物でした。
このようなしっかりとした建物の中に受付がある場合もそこそこありますが、日本のような立派なフロントではなく地味なカウンターで受け付けます。
中はロッカールームとレストランが主な感じです。
レストランといっても、イギリスはスループレーですのでここでお昼は食べません。
スタート前のコーヒーや軽食、プレーが終わってからのビールや食事といった感じでした。
そんな訳で、イギリスでのゴルフ受付は日本より気楽な感じを受けました。
日本のゴルフ場のように「ドレスコード」があったり、立派なフロントで緊張しながらの受付はパブリックゴルフ場が多いせいかあまりなさそうです。
イギリスのゴルフクラブスタイルが、もっと日本にも取り入れられるといいなぁ・・・と思いました。
そうなれば日本でも、もっともっと楽しいゴルフの会が増えるのかもしれませんね~(^^)
・・・夏は洗濯が大変ですね(^-^)