潮風とたわむれる「ダンバーゴルフクラブ」
猛暑おさまり、やっとブログを書く元気が出てきました(^^♪
今日は、ずっと書きたかったスコットランドのリンクス『ダンバーゴルフクラブ』について書いてみたいと思います。
「ダンバーゴルフクラブ」はエジンバラ市街から東へ車で1時間ほど行ったところにあります。
私は3年前に、エルデトラベルゴルフツアーでこのリンクスに訪れました。
前日の夜にここに行くことを知らされても、全英オープン会場の「カーヌスティーゴルフリンクス」「セントアンドリュースゴルフリンクス」のニユー・ジュビリー・オールドコースとすでに有名リンクス4コースを連日ゴルフした後でしたので、もはやご馳走を食べすぎ満腹状態「もう、ゴルフは十分ですよ~」という気分でした。
しかし訪れてみると、このコースは「有名ゴルフ場ではないが由に楽しめるゴルフコース」が存在することを私に教えてくれました。
先ほどのカーヌスティやセントアンドリュースゴルフリンクスは、世界中からゴルファーがやってきていますからあらゆる面で観光化されています。
それはそれで素晴らしいのですが、、、
「ダンバーゴルフクラブ」には雄大な自然そのものしか存在せず、自分も自然と一体化してしまえるような感覚に陥る素晴らしいリンクスの姿を感じました。
大自然の中で年齢もプライドも我をも忘れて、ただひたすらクラブを振って潮風と戯れる時を楽むというここでしか味わえない素晴らしい時間・・・。
そして、私はこのゴルフ場で生まれて初めて「マッチプレー」を体験したのです!!
イギリスのゴルフは、マッチプレーです!! - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
ダンバーゴルフクラブのコースは、海岸沿いに行って帰ってくるというイン・アウトが明快なコースです。
行きは右側に塀がずっと続いており、帰りはやはり右側に海岸が広がっているのでスライスを打つとOBとなります。
さらに海からの風を考慮しなくてはならず、追い風なら100ヤード以上飛距離が伸びますし、向かい風ならどんなにマッチョな男性が打ってもさっぱり飛びません。
まさに自然のハザードと戦うリンクスで、予想外なゴルフが楽しめます(^^♪
まずはクラブハウスの前からスタートし、3ホール目までは塀の中でプレーします。
プレー前にパターの練習をしている間は海辺ののんびりとした空気が楽しめました。
次の写真は、海岸側(塀の外側)から戻ってくるときに撮ったものですが、、、
この塀をくぐって海岸側に出たとたん、雄大な海の景色と潮の香が広がります(@_@)
海の香り、波の音、どこまでも広がる空の下・・・
海側に出るとそこではどんなふうにスウィングするかなんて、もう問題外です。
自分がこの大自然の舞台に立っていることの幸福感、とにかく素晴らしい!!
エルデツアーの店主も一緒にラウンド、豪快なショットを披露してくださいました。
店主は欧州でゴルフを始めたとのことで、基本的に風に強いショットを心がけているそうです。
ツアーで同行した2人の紳士と店主と私の4人でのラウンド、この日のことを3年前の私の日記には以下のように記してありました。
<スコットランド 8 日目>
翌朝は田舎町のホテルの慎ましやかな朝食を楽しみ、午前中は「海岸を歩きたい」というメンバーの希望に沿ってダンバーの海岸をぶらぶらした後、海岸にある『タンタロン城を』見学することに。昨日までの天気とは打って変わっての快晴、古城の風景はセントアンドリュースリンクス戦を終えた私たちを充分に癒してくれる眺めでした。スコットランドにはこういった城跡があちこちにあるようで、あらゆる場所で歴史の深さを感じずにはいられません。また、海岸の砂はリンクスのポットバンカーの砂と同 じ踏み心地で、リンクスが海岸の自然の中から生まれたことを感じさせられました。
午後から『ダンバーゴルフクラブ』で 1 ラウンド、ここでは店主も加わることになり2人ずつに分かれて マッチプレーをすることになりました。このゴルフ場は少し変わっていて、かつて鹿公園であったとき の石の塀にそって海沿いをラウンドしていきます。
私は 5 つハンディをもらって同じティーからプレー することになりました。相手チームが最初からバーディーをとり好調の滑り出しだったので、このままでは申し訳ないことになってしまうと頑張っているうちに、後半は盛り返して結局私たちのチームが勝ちました。
海風がここちよい雄大なロケーションをバックにラウンドしたこのひと時は私の心に強く刻まれています。ここでのラウンドはセントアンドリュースに引けをとらない無名なパブリックコースがスコットランドにたくさんあること教えてくれました。そしてまた、マッチプレーの楽しさを店主におしえてもらったラウンドとなりました。
そういえば、ここの女子クラブハウスの中はとてもキュートな内装で、その日たまたま女子のコンペが開催日ということでピンクや赤の明るい色のウェアを着たご婦人たちがわいわいと楽しそうにクラブハウス内でおしゃべりしているのが印象的でした。「こんな風景は日本のクラブハウスでは見かけたことがないなぁ・・・こちらでは女性にも楽しいゴルフが根付いているのだなぁ・・・」と感じました。
夕飯は、海辺のお魚料理のお店でマッチプレーの負け組みからビールを奢ってもらい、アンコウのから揚げやラムチョップに舌鼓を打ちながらの美味しく楽しい夕べでした。そしてホテルに戻ってシャワーを浴びた後、今度はホテルラウンジでスコッチウィスキーを片手に おしゃべりを・・・スコットランドの一日は本当に長いです。
海と反対側は、牧歌的な田園風景が広がります。
海岸沿いには、小さな白い花が咲いていました。
コースの途中にあるトイレもこんなに素敵な雰囲気でした。
帰り道(INコース)では、ダンバーの街並みが遠くに見えます。
このゴルフリンクスのスコアカードも、やはりマッチプレー用です。
レディースティーはパーが少し違う(Hole14)ことと、難易度(Stroke Index)が異なるのが日本と違い興味深いところですね。
マッチプレーは老若男女混合で行いますのでいろいろな工夫がされているようです。
マッチプレーについては、是非こちらの記事をお読みください。
イギリスのゴルフは、マッチプレーです!! - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
最後に、女子のロッカールームがとってもラブリーでした。
日本のゴルフ場のロッカールームは肩に力が入ってしまうほど豪華なところが多いですが、ここはアットホームな雰囲気がとても感じよかったです。
ロッカールームで出会ったご婦人達の底抜けに明るい笑顔がとても印象的でした。
最後までお読みくださりありがとうございました!!(^^♪
今日は初公開、我が家のペット「さくら亀」の生写真です(^_-)-☆
「ヒョウモンリクガメ」という種類のカメで、完全草食です(^^)
年齢は、多分、12歳ぐらいだと思います。
今後もよろしく('ω')ノ