グラスゴーで、バグパイプのお出迎え
(前回の続き)
セントアンドリュースからグラスゴーへバスの旅 - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
ブキャナン・バスセンターへ降り立った私は、Wi-Fiが繋がらないので仕方なく自力でグラスゴーの街中心部「ジョージ・スクエア」を目指すことにしました。
私の予約したホテルは「ジョージ・スクエア」のすぐそばにあるはずなので、まずはそこに行けば必ずたどり着けると思ったからです。
バスセンターに到着したのは夕方の5時過ぎ、5月のスコットランドは夜9時過ぎまで明るいですからホテル探しを焦る必要はありません。
グラスゴーはイギリスで4番目に大きな都市ですので案内地図はけっこうありました。
街角に立てられている案内地図を見ながらぶらぶら歩いていくと、それらしき広場の前の道路に出ました。
広場の方へ道路を横切ろうとしたとたん、
「あれ~?なんか遠くから音楽が聴こえて来るような・・・」
音楽が聴こえて来る方向を見てみると、警察官が交通整理をしています。
「なんだろう・・・?」
と思っているうちに、道の遠方から行進してくる一団が見えました。
お~!!これはバグパイプのパレード!!
いったい何の催し物だろう?スコットランドンアーミーの行進??
軍隊にしては青年や子供が多いなぁ・・・
なんかカッコイイ~~~!!
小さな子供も一生懸命バグパイプを吹きながら行進してます。
キルト姿がとってもカワイイ(^^)
小さい子は、ズボン姿の子もいます。
スコットランド人は体が大きいので、大太鼓も軽々。
後ろの方に女の子もいました・・・あみ下げが可愛い♡
音楽隊が行き過ぎると、今度は軍隊???
一体どこに行くのだろう???
ついていくと、立派な建物の前で全員整列しました。
建物の中から何やら偉い方が出てきて、皆に声をかけたり握手したりしています。
30分ほどの式典が終わると、解散となりました。
無事に終わり、ホッとした表情の子供たち。
親御さんが迎えに来て「よくやったわね!!」と声をかけている様子。
なんだか微笑ましい・・・私もホッとした気分になりました。
後で調べて分かったのですが、この建物はグラスゴーの市庁舎でした。
ということは、先ほどのお偉い感じのお二人は市長夫妻???
このパレードがどのような行事であったか今だわかりませんが、観光用の催しではなさそうでした。
過去3回イギリスに訪れて観光客用のバグパイプ演奏は何度か聞いてましたが、これほど大勢のバグパイプ・パレード演奏は初めてでした。
出だしから、ものすごい迫力!!
感動の余韻に浸りながら市庁舎のあたりを散策しているうちに、なんと市庁舎の目と鼻の先に宿泊ホテル発見!!
やれやれ、ホテルが見つかってよかった~~~( *´艸`)
バグパイプの行進は、まるで私をお出迎えしてくれたかのようでした(^^♪
<グラスゴー市庁舎>
ジョージ・スクエアの東側に位置する、一際目を引く建築物。スコットランドの建築家、ウイリアム・ヤングによって1888年に建てられた。外見もさながら、映画にも使用された世界で最も規模の大きな大理石の階段や4階のモザイク模様も見事。1日2回、無料の内部見学ツアーも行っている。
(JTBより引用)
スコットランド人は、子供の頃から「バグパイプ奏者」になることにあこがれるのだとか・・・( ^ω^)