ハイランドの旅 その5(最終編)
今回は、昨年5月の ”Rabby’sでいくハイランド旅行” の最終章です。
やっと最後まで来ましたので、引き続きお付き合いの程よろしくお願いいたします(^^)
グラスゴーを出発してあちこち観光しながら、ひたすら車に揺られ、
5時間かかりようやく港町オーバンに到着した後向かったのが、
このツアーの目的地!!
「グレンコーの谷」でした。
とにかく車でひた走りに走って、やっと着いたという感じです(;^ω^)
幸いにもこの日は快晴で、谷の壮大なスケールがひときわ美しく照らし出され、
ハイランドの自然のすばらしさに素直に感動しました(^◇^)♡
あまりにスケールが大きくてカメラに納まりきりません!!
一年前、イギリス北部のウィンダミア地方を訪れた時も、
緩やかで広大な山々に感動しましたが、
その10倍くらいの広大さです(@_@)
奥の雪山をアップにすると・・・こんな感じ・・・
真ん中を通る小道の中央あたりの小川の橋はこんな感じ・・・
とにかく雄大の一言に尽きます(^^)
人間が、本当にちっぽけにしか見えません。
「グレンコーの谷」については、今年初めのブログで詳しく触れていますので、興味のある方はこちらをお読みください。
グレンコーの谷に思うこと - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
ここの場所には次々と同じようなツアーの車や自家用車が到着するので、
駐車場を開けるためにも15分程度の時間しか停車できません。
皆が思い思いの風景をカメラに収めたのち、
再度車に乗りこみ、出発となりました。
この後は、ひたすらムーアの大地を走り抜けていきました。
ムーアの大地とは、北イングランドとスコットランドに見かけられる酸性土壌で農耕にも適さず牧草も育たない荒地です。
ムーア(moor)、あるいは、ムーアランド(moorland)と呼ばれるようです。
実は、このハイランドツアーを選んだのは
「ムーアの大地」を見てみたかったからです。
以前にNHKの番組で、
ムーアの大地に咲くヘザーの花のことを放映してました。
ヘザー(Heather)とは、ヨーロッパやアフリカ原産のツツジ科の植物。
ヘザーは何百種という多種に及ぶそうなのですが、
イギリスに自生するへザーはヒザくらいの高さの藪になって大地を這い、
夏の間こんなにかわいい釣鐘(つりがね)型の花をつけます。
この花がこのムーアの大地を覆うとこんな風景になるそうです(^^)
ヘザーの花のはちみつは、この上なくいい香りだそうで、
ヘザーの枯れた土は、ウィスキーを作る時の燃料として使われたり、
家庭の燃料として使われたりしてきたそうです。
また、ヘザーの枯れ木で「ほうき」も作られたそうで、
ヘザーのほうきを持ってお嫁に行くと幸せになれるらしい・・・
あぁ、ヘザーの花が見たい・・・!!
途中、休憩で車が止まった時に目を凝らしてヘザーを探しました。
それらしき草は見つかったのですが、、、
残念ながら、花は咲いていませんでした(+_+)
花の時期は8月頃だそうです。
ああ、もう二度とここへは来られないだろうな~~~
車中に流れるスコットランド民謡の音楽を聴きながら、
ハイランドの雄大な風景を眺めつつ帰路の時間を過ごしました。
長い長いドライブの疲れでグラスゴーまでの道のりは、
しだいに夢の中へ・・・(-_-)zzz
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あら!!気が付くと、もうすぐ4月!!
三寒四温でこのところ日中はポカポカ陽気が続いています。
今日、お散歩がてらに郵便局まで行く途中「つくしんぼ」を見つけました(^^♪
ハルジオンの花も!!
早く咲きすぎて少し寒そう( ^ω^)
日本はいよいよ、桜の季節到来ですね!!
我家の「さくら亀」も少しずつ活動を始めたようです・・・