イギリスで出会ったトイレいろいろ
元号が令和となり、
ゴールデンウィークも明けて、
今週からはいつもの日常が戻ってきました。
過ぎてしまえばなんてことないんですけど…
なんだか今年はちょっと騒がしい5月の始まりでしたよね(;´∀`)
前回はお風呂の話題でしたので、
今回はトイレの話題です!!
イギリスの公園や駅の公衆トイレが有料であることは皆さんもご存知の通り。
外出中にもよおしてくると、入り口で入れるコイン探しでかなりの緊張が・・・(笑)
でも、ホテルやゴルフ場のトイレは無料なのでとても安心できます。
イギリスではお風呂とトイレは切り離せない位置関係。
シャワールームの場合はアクリル板の仕切りがありますが、
バスタブがある場合はカーテンのみで仕切られているのが一般的です。
上の写真はカーヌスティ・ゴルフリンクスのそばにある「ア・ ベスポークホテル 」のおトイレです。(Carnoustie Golf Hotel 'A Bespoke Hotel’)
今年の全英オープン会場は、カーヌスティ・ゴルフリンクス - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
私が宿泊したお部屋はバスタブがついておらずシャワールームだけでしたが、
さすがに4つ星ホテルだけあってなかなか高級感がありました。
しかし便座は普通のもので、日本のようなウォシュレットや暖房は付いていませんでした。
下の写真は前回紹介したセントニコラスゴルフ場の近くのホテルのバスルームです。
こちらも結構良いホテルでしたが、部屋は豪華でも
トイレの便座には何の機能もついていないどころか、便座の蓋すらありませんでした。
トイレの蓋がないと言えば、、、
航空機経由地、オランダ・スキポール空港のおトイレも蓋なしでした(上)
こんなにお洒落なデザインのおトイレなのに、ウォシュレット等は付いていません。
日本の空港なら当然のように付いている暖かい便座でもなく・・・
日本なら駅や公園の便器にも当たり前にウォシュレットが付いてますよね~(´・ω・)?
リバプール近郊で泊まった安ホテルのおトイレには蓋がありました。
でもやはり便座は普通です・・・
全英オープンゴルフ観戦に必要なもの - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
このホテルには1週間宿泊しましたが、トイレのスペースが広くて洗濯物を干すのになかなか便利でした(^^♪
こちらは、セントニコラス・ゴルフクラブの女子ロッカーのおトイレです。
プレストウィック・セントニコラスゴルフクラブ - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
内装がとてもラブリーで素敵でしたが、おトイレの機能は普通でした。
日本のゴルフ場ならどこだってウォシュレットと暖房便座機能が付いていますよね。
でも、イギリスのゴルフ場のクラブハウスではそんなものは見かけませんでした。
最高級クラスのゴルフ場「ターンベリー・ゴルフリンクス」のクラブハウスですら、
内装は金ピカですが便座機能は普通です。
ターンべリー・アイルサコースは、男らしい!! - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
「金ピカ」がお好きなトランプさんが買い取ってから改修されたようですが、
日本の誇るウォシュレットには全く興味がなかったのでしょうか・・・?
何も、ゴミ箱まで金ピカにしなくたって、と思うのですが・・・(;´∀`)
以上から、いろいろと推察してみたのですが、、、
暖房便座については、お部屋まるごと暖めているイギリスには必要ないとの結論。
そして、ウォシュレットについては食生活の違いによるものかと。
日本人は欧米人に比べ繊維質の多い食事内容にて痔になりやすいが、
欧米人は脂肪の多い食生活にて柔らかいモノしか排泄しないので痔になりにくい?
よって、お高いウォシュレット付き暖房便座に興味がない・・・
そんな仮説を立ててみたのですが、真実はどうなんでしょうか?
その分、デザインはかなり奇抜なものがあるようです。
一番驚かされたのが、マンチェスターでホームステイした時のこと。
日本からの長旅の末に到着した普通のご家庭で、
おトイレに入るなり目に飛び込んできたのがこの便座です \(@_@)/
な、な、な、なんと、銀ラメ~~~うひょー!!(=゚ω゚)/
これに座るのには、さすがに少しの間ためらいました~(^▽^;)
これぞカルチャーショックですよね、日本の家庭ではまずお目にかからないでしょう。
また、イギリスのヨークという城下町に立ち寄った時のこと。
公園の公衆トイレに入ったところ、こんな色のペーパータオルが置いてありました。
再生紙なんでしょうが、なんだか手が青くなってしまいそうですよね・・・
ゴミ箱の中がなかなかグロテスクな感じ(;´∀`)
下の写真は帰りのスキポール空港でみたトイレットペーパーホルダーです。
直系40㎝ほどあり、これならたびたび補充する必要がありません。
お国が変わればトイレも変わる。
日本のトイレは世界一と言われているようですが、電力の無駄は甚だしいです。
しかしそれは日本のトイレが家の中で構造上孤立しているために発達した結果であり、
国民性や気候の違いがもたらしたトイレ文化の違いですよね!!(^ω^)
いまだに謎なんですが・・・
日本にいる時はウォシュレットがないなど考えられない私ですが、
イギリス旅行の間は普通のおトイレで何も不便を感じませんでした。
食べ物の違い?緊張?それとも・・・実は不要なの?
「郷に入れば郷に従え」の精神は、一人旅を楽しむのに大切です(^_-)-☆
我家のペットのヒョウモンリクガメは甲長が40cmほどある大きな亀です。
家の中を季節により自由に移動して住んでいますが、
夏は便器の下に潜り込んだっきり出てきません。
きっと、便器が水でひんやり冷やされていて涼しいからでしょう(^^)
もし便器の上に乗れることができれば、冬も快適なのかもしれません。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!