アイルランドのリンクスは、まるで満天鏡のよう!!
昨日はダブリン郊外にある「ロイヤル・ダブリン・ゴルフクラブ」でラウンドしてきました。
今回の旅ではゴルフクラブを持って来てませんので、
レンタルクラブでのラウンドでした。
それでもやつぱりゴルフは楽しい!!
コースに出ると、旅の疲れが一気に吹き飛んでしまいます!!(^∇^)♪
「ロイヤル・ダブリン・ゴルフクラブ」は1885年に設立されたアイルランドで2番めに古いゴルフクラブだそうです。
ブル島という干拓で出来た人口の島にある、18ホールのリンクスコース。
基本的には会員制ですが、ビジター一人でも受け付けてくれるようでしたので、
旅の出発前にラウンドとキャディー・レンタルクラブの予約を入れてありました。
このコースについては、帰国後にまた詳しくブログアップしようと思います(^^)
スタート時には晴れていたのに、
5ホール目ぐらいからキャディーが「もうすぐ雨が降る」といい、遠くの空を指さしました。
そこには、モヤモヤと黒い霧のような雲が降りています。
慌ててレインコートを着てラウンドしていると、
間もなく雨が降り始めました。
そして2ホールほどプレーすると、また晴れ間がで始めました。
アイルランドの天気はいつもこのようで、
今日は、まだ風がないだけマシだとのこと・・・
いや、風ふいてますって(゚A゚;)
アイルランドはスコットランドに比べて湿度が高いように思います。
ポートラッシュの全英オープンのコースのラフには、ゼンマイが沢山はえていました(゚o゚;;
ラフはスコットランドのリンクスに比べて、いろいろな種類の草が密に生えているような感じです。
スコットランドのリンクスは「ハリエニシダ」がたくさんありましたが、アイルランドでは見かけませんでした。
でも、この青々とした数種類の雑草がおり重なり、
ラフに入れるとアウト!!
そして、風が吹いたり止んだりを繰り返します。
フェアウェイは柔らかくて、ゴムシートのように
で、20ヤードは多くボールが転がって行きます。
グリーン周りにはバンカーがあり、ナイスショットしても風で曲がってバンカーやラフへ・・・
グリーンは繰り返し降る雨によって速さが変わりますので予測がつきません。
ロイヤル・ダブリンGCのコース自体はそれほど複雑ではないのですが、自然のハザードが半端ない!!
しかし、その自然の美しさは本当に素晴らしく、
どの方向を向いても緑豊かな草原の広がる大地と空、空、空・・・
まるで「満点鏡」で見ているような風景。
可愛らしい花の咲くラフに入ったボールを探すのは、
ピクニックのようでもあり心癒される楽しいゴルフラウンドでした(^^)
今回の全英オープンで、松山選手の成績がふるるわなかったことについて、
ある日本のサイトの記事のコメントで、
「メディアは敵ではない、もっとリラックスしてメディアと接するようにしなくてはメジャーでは勝てない」
と書かれていました。
たしかに松山選手は、全英オープンで応援の声をかけても全く反応してくれません。
でも、私見ではありますが、それは勝てない理由にはならないと思います。
むしろ、私は全英オープンで松山選手を見かけるたび、
その真剣な勝負への眼差しに、ゴルファーとしての襟をただされる気がしました。
そんなこといったら、ジョンソン・ディやリッキー・ファウラーはどうなんですかと。
マキロイだって、かつてのメジャーの帝王タイガーだって惨憺たる結果でした。
プロゴルファーの性格にも個性があるべきだと思うのは、私だけでしょうか・・・
アイルランドリンクスは、まったく計算どおりにはいきません!!
それこそ「孤独な自分との戦い」に違いありません。
明日は、いよいよ最終日ですね!!
一筋縄ではいかないアイルランドのリンクスで戦わなければならないわけですから、
どの選手もこの3日間で相当に神経をすり減らしている事でしょう。
決勝進出の選手すべてに、エールを送りたいです!!
ファイトーーーー!!