イギリスのゴルフ場と観光の魅力

ゴルフ好き・旅好きのイギリス旅行記録

これで、ブログ最終回となりました。

今、イギリスはエリザベス女王(96歳)の即位70年を記念する「プラチナジュビリー」で盛り上がっています。

6月4日にバッキンガム宮殿前で開かれたコンサートでは、パディントンと登場する映像の演出で観客を喜ばせたようです。

くまのパディントン」が、好物のママレードサンドイッチをいつも帽子に入れて持ち歩いていると話すと、女王が「私もよ」とユーモアたっぷりの笑顔でこたえ、ハンドバッグからママレードサンドイッチを取り出します。

この記事を見て、私はある光景を思い出しました。

2018年に私は初めて一人でイギリスのリバプールで開催された全英オープン観戦をしました。

全英オープンの会場では日本のゴルフ場の十倍ほどある敷地を歩いて移動します。

観戦する方は、まるでピクニックのような気分であちらことらのコースを見て回り、会場の出店で軽食やビールを買って食べていました。

本当にみんなリラックスしていて、楽しそうな雰囲気です(*^▽^*)

しかし、ボランディアでフォアキャデーをされている方たちは交代するまで買い物に行けません。

全英オープンのフォアキャデーともなれば名誉なことだろうな、結構なお年寄りもいるけど日頃ゴルフで鍛えておられるので大丈夫なんだろうな~

なんて見ていたら、ポケットから何やら取り出してます・・・(?_?)

なんと、サンドイッチ!!

試合の途中でいつ球が飛んでくるか分かりませんから、ササっと食べて残りをポケットにしまいました。

もちろん競技中にて、視線は常にプレーヤーの方に向いていました。

それからは、私もいつもサンドイッチをイギリスを旅する間は携帯することにしました。(^^♪

 

そんな思い出から3年経った今、

あの時に思い切って全英オープンを観戦しに行って良かったとしみじみ思っています。

 

なぜなら、

今年の「第150回全英オープン」は、

せっかくチケットを手に入れたにも関わらず、

観戦することを断念することにしたからです。

 

理由は3つ

1. コロナ感染による帰国時の不安。

2. ウクライナとロシアの戦争による物価の高騰

3. ミケルソン選手の不出場



ロンドンの郊外に住む友人の話によると、7月は世界中の旅行者がイギリスを訪れるので、必ず新しい型のコロナが流行するに違いないというのです。

イギリスでは今では誰もマスクはしていません。

いつ感染するか分からないし、何より長時間のフライトは満員で感染率がかなり高いと予想されるそうです。

また、ヨーロッパの戦争による物価高騰はかなり早い時期から始まっており、

特に電車の運賃は倍に跳ね上がっているようです。

もちろんイギリスまでの航空運賃も以前のような格安チケットはありません。

それに加えて円安ですのでホテル代も1.5倍くらいになります。

これでは、私の旅行計画に見合わない金額が必要になります。

そして、大ファンだったミケルソン事件の勃発(ノД`)・゜・。

 

昨年秋にチケットが当たった喜びが、なんだかすっかりしぼんでしまいました。

全英オープンは、夏のゴルフのお祭りのようなものですので、

とても戦争で苦しんでいる人が大勢存在する中でお祝いムードになれません(+_+)

ロシアとウクライナの戦争が始まるまでは楽しみにしてはいたのですが、

結局、私は5月の連休に全ての予約をキャンセルしました。

たくさんの方々にこのブログを読んでいただきありがとうございましたm(__)m

私としては、今年のセントアンドリュース150回全英オープン観戦の記事で締めくくりたかったんですが残念です。

いつかまた、以前のように世界の旅が楽しくできる日が来ることを、

心から、心から、願っています🙏