全英オープンゴルフ観戦に必要なもの
明日からいよいよ、第147回全英オープンゴルフが始まりま~す!!(*^▽^*)
私は、けして大金持ちではありません。
英語がペラペラなわけでもありません。
ただのしがない「サラリーマン」です。
以前の職場は全く有給がとれずに大変でした(+_+)
3年前に今の会社に転職、年に一度なら二週間程度の連休がいただけるようなので海外旅行に行くことに(^^♪
ハワイや東南アジアといった暑い国は苦手なのと、ロンドンに親友がいることからゴルフ好きがこうじて『イギリス観光とゴルフの旅』に発展しました。
しかし、、、
旅の費用は、毎回気になります^_^;
このブログを読んで下さっている皆さんも『どんだけお金と休みがあれば、イギリスにゴルフ旅行できるの?』
と、思いながら読んでおられるのではないでしょうか?
ということで、今回は『全英オープン観戦に必要な費用・お休み・観戦必需品』について書いてみたいと思います!!
最低でも5日間は、お休みがほしいかな
練習日を二日間と本戦を一日観れば現地観戦は十分、後は日本に帰国してテレビ観戦すればよいですね。
録画さえしっかりしておけば、観戦客が増える本戦はテレビのほうがかえってよいかもしれません。
旅費・宿泊費・チケット代
この時期の 航空運賃は10~15万円くらいかなと思います。
週末出発だと運賃が高いので、平日に出発するようにしましょう。
南周りだと格安運賃がありますから、大体10万円きりますかね。
全英オープンのチケット代はウイークリーで5万円程度。
でも、練習日二日間と本戦一日目だけなら2万円程度ですみます。
宿泊費が一番問題ですね。
一泊1万円だとすると、単純計算で4万円はかかります。
これで最低20万円かかることになります。
ドミトリーを利用する勇気があれば、2万円くらい削れますね。
昨年の全英オープン会場にはキャンプ施設がありました。
かなり安く泊まれるのですが、寝袋やランタンが必要なようでした。
トイレやシャワーが完備されているようで、家族連れだとかなり楽しめそうですね!
私は、自炊目的で電子レンジと冷蔵庫のあるこのホテルに宿泊しました。
安かったけど、屋根裏部屋でした(;^ω^)
現地の交通費
電車は、安価でとても便利でした。往復切符を買うと割引されますので、少し離れたところで宿泊施設をさがすと安くてよいですね。
Uberというタクシーは、ネットで位置情報を入れればすぐ来てくれてとっても便利ですが、やはりかなり高上がりになります。
(このサービスは、世界中にあるようなのに日本にはないのが不思議です。)
バスは結構走ってますが、各駅停車するのでとにかく時間がかかります。
今年のイギリス旅行ではバスをフル活用してみましたが、時間がかかっても良ければいろいろな街のバス停に立ち寄り庶民の方が乗ってくるので興味深かったです。
でも電車と運賃はさほど変わらないので、時間がないときは電車のほうが快適です。
全英オープン会場はたいてい電車の駅から近いので、電車ご利用をお勧めします。
・・・となると、交通費は2000円くらいかな。
食料・水
全英オープンは、朝の8時から夜の8時までやってますので、結構会場で食事することになります。
あらかじめ水やサンドイッチなどを買って持って行けば安上がりです。
まあ、食費は日本にいてもかかるお金ですから、やりようによっては幾らでも切り詰めることが可能です。
ちなみに、私は日本から夕飯用の非常食持参、会場に行くときは手作りサンドイッチと水筒を持っていくようにしていました。
ゴルフ用のレインウェアと防寒具
これだけはしっかり用意しましょう!!
そしてイギリスの天気予報は全く当たりません。
うっかりするとこんな具合になります。
朝から昼まではノースリーブで過ごせるくらいの良いお天気でも、午後からはいきなり雨が降りしきる悪天候にがらりと変わるのは当たり前、風を伴うため傘はほとんど役に立ちません。
雨が降らなくても、気温が寒くなり始めるとセーターよりもダウンジャケットが欲しくなるくらいでした。
昨年、私はうっかり日本からレインウェアをもっていきませんでした。
現地で知り合った友達から「雨が降ってきたので雨具を用意してくるようにように」とのラインを受けて慌てて買いに走りました。
ホテル近くのスーパーで、ポンチョ型の簡易レインコートが安くで売っていたので、それを買って現地入り・・・
しかし、これが大失敗!!というか、大失態(+_+)
その日は雨の中でスコアを伸ばせず苦しんでいる松山選手を追いかけていました。
松山選手がここぞというパターを打つときに、グリーンそばの小高い丘の上からかたずをのんで見守っていたら・・・
なんと突風が吹き私のレインコートが風に吹かれてムササビ状態に・・・
必死に抑えても、強風にあおられ「バタバタバタ!!」と大爆音が。
周りの人が「今のは何の音?!」と一斉に振り返ります(@_@)
ちょー、ハズカシ~イ!穴があったら入りたいとはこのことだ~(ノД`)・゜・。
その時の松山選手のロングパットは無事にカップへと沈み、とりあえずホッと胸をなでおろしましたが・・・
この瞬間が日本で放映されていたのです、音こそ聞こえませんがかなり恥ずかしい姿が録画に映っていました(+_+)
こんなところがテレビに映るなんて・・・トホホホホホ(T_T)
皆さん、レインウェアだけは絶対お忘れなく!!
気力・体力・根性・観戦を楽しむ心
これはやはり必要でしょう!(^^)!
イギリスの夏はとても昼間が長くて、朝6時頃から夜10時過ぎまで明るく一日がとても長く感じます。
全英の会場にいて、周りの人たちが帰り始めたので何時かな?と時計を見ると、もう夜の8時・・・ホテルに帰ると10時、でもまだ空は明るいなんて当たり前です。
私は一週間滞在していましたので、だいたい昼までダラダラ準備をして午後から観戦に出かけていました。
イギリスのお店は夕方5時ごろには閉まってしまうので、出かける前に「買い出し」しておかないと帰ってきて水も飲めなくなります。
これがもし3日間だけ観戦となれば、お目当ての選手を見つけるのに朝早くから夜遅くまで会場を歩き回ることになるかと思います。
これは、相当な気力体力が必要です・・・
本戦日になると、やはりにぎやかになります。
お目当てのプレーヤーを追いかける人が増えてきますが、中にはどっしりと腰を下ろして日向ぼっこしている人もいたりします。
おやおや?!なんと、パッテインググリーンのすぐそばでい高イビキをかいて寝ている高齢のご婦人がいました!(@_@)!
周りの人は、時折音量があがるイビキがパットを打つ選手に聞こえないかハラハラドキドキ・・・(笑)
生まれて間もないベビーから、杖を突きながらの高齢者まで、とにかくいろいろな年齢の人達が全英オープン会場に訪れていました。
ざっくり計算すると、、、
頑張れば20万円ちょいで行けそうです!!
食費やお土産を入れても25万円あれば全英オープンが十分観戦できます!(^^)!
もちろん、日程を延ばしたり、お土産をたくさん買ったり、観光を追加すればその分費用は増えますが・・・
皆さま是非一度、ご自分のご予算ご都合に合わせて全英オープンゴルフ観戦にお出かけください!!
きっと、ゴルフの新しい世界が広がるかと思います
(*^▽^*)
全英オープンは、練習日から行くのが楽しい!!
今日も、本当にあつかったですね、、、( ̄▽ ̄;)
こんな時期は冷房の効いたお部屋でスポーツ観戦が一番です。
サッカーのワールドカップはフランスが優勝でしたね!
今度は、いよいよ全英オープンゴルフ観戦の番ですよ~~~!!
ということで、、、
今日は、昨年観戦してきた全英オープン練習日のことを紹介してみました。
イギリスの気候はこの時期でも20℃くらい、涼しいのです(*^^*)
昨年の全英オープンゴルフは、イギリスのリバプール近郊にある「ロイヤル・パークディール・ゴルフクラブ」が会場でした。
2年前のスコットランドゴルフ旅行時にエルデトラベルツアーの店主から
『全英オープンは練習日から行くとたのしいですよ~、有名選手と握手したり、肩組んで写真撮ってもらったりできますからね!!』
と聞いていたので、思い切って練習日から行ってみることにしました。
全英オープンのチケットは、ネット上で簡単に購入することができます。
日本の手配会社から購入することもできますが、イギリスの「The Open」のサイトから直接購入すると1万円ほど安く買うことができます。
日にち指定で買うこともできますが、ウィークリーチケットの方が練習日から行くなら断然お得です。
8日間フリーパスで、だいたい5万円くらいです。
そして、なんと事前にチケットを申し込んでおくと、こ~んな立派なパスが「R&A」から郵送されてくるので驚きです!!
(R&Aとは、Royal and Ancient Golf Club of Saint Andrews の略で「全英ゴルフ協会」のことです。スコットランドのセントアンドリュースにあり、ゴルフ協議規則制定などにおいて最も歴史もあり権威もある機関です)
私は早くからこのチケットを予約購入し、日本からこのパスをもってドキドキしながら全英オープンの会場に向かったのですが、、、
なんのことはない(+_+)
会場入り口には普通にチケット売り場があり、特に混み合ってるわけでもなく簡単にチケットが購入できるようでした。
もちろん8日間毎日観戦するならウィークリーチケットがお得ですが、旅のついでに観戦するのであれば当日にこちらで購入した1日券で十分でしょう。
チケットが用意できれば、このゲートから会場入りします。
ネットでプリントアウトした紙チケットを持っている人や、入り口で購入した1日券を持っている人、首からウィークリーパスをぶら下げてる人など様々ですが、このおじさんにバーコードをピッとしてもらえばどれでもOKです。
お次は手荷物の検査です。
空港の手荷物チェックのような機械に、持ってるものを通します。
人それぞれですが、ワリと軽装なかたが多かったです。
次は身体検査です、金属探知機でしょうか?
この年は少し前にマンチェスターで爆破テロがあった後だったので、よほど入場チェックが厳しいかと思いましたがそれほどでもない感じでした。
アメリカで開催される「マスターズ」なんかでは、入場するときには手荷物は一切持ち込めずかなり厳しい身体検査があって、入場にとても時間がかかると聞いてました。
その話からすると、全英オープンはけっこうあっさりと会場に入れました。
入場すると、観戦セットを売ってるお店がすぐにありました。
このセットを買うと、ペットボトルの水とともに会場内の地図やプログラムと出場選手紹介の冊子が手に入ります。
さらに中へ進むと、こんな記念写真にぴったりのオブジェがありました。
誰もがここで「はい、チーズ!!」とばかりに写真を撮ってました。
こんな時、一人旅はつらいですね~~~ (+_+)
そして、テレビの映像で見慣れた、ロレックスの時計!!
「ついに全英オープンの会場に来たんだ~」という感動がヒシヒシと・・・
周りには、いろいろなアトラクションの設備が設置されています。
うわ~(@_@)このゾーンではプロのコーチがただで教えてくれるらしい・・・
なんか、ほのぼのした光景ですね~(^^♪
前回ブログで載せた、今年の全英オープン会場カーヌスティーゴルフリンクスの小さな練習所の場所には、今こんなシュミレーションゴルフのセットができているそうです。
ベンツのスポーツカーが展示されていて、誰でも自由に触ることができました。
優勝者はこれがもらえたのかしら・・・(^^)
パッティングゴルフを楽しんでる親子連れが結構いました。
日本のゴルフトーナメントと違い、全英オープン観戦にはベビーカーを押しているような赤ちゃん連れも結構いました。
ここで、その日の組み合わせとスタート時間の表のがもらえます。
そこに書かれている選手のスタート時間を見て、観戦に向かいます。
本当に、子供連れにもやさしい会場です。
こちらは、大人が遊ぶアトラクションドーム(^^♪
クラレット・ジャグが展示されていました。
やっぱり、みんなゴルフ好きなんですね~~~(^◇^)
食べ物の販売も、とっても充実してました。
そして、みなさんこんな具合に会場でリラックスしてるんです、、、
私もここで寝っころがりたいな~(^^♪
いや、まてまて!!
一体、全英オープンの会場はどこなの~???
と思っていたら、こんなスコアボードが見えてきました!!
練習ラウンドでも、スコアボードを見ればお目当ての選手が今どのコースを回っているかが分かります。
いざ、コースへ!!コースはどこだどこだぁ~~~
コースに向かう途中に、こんな大きなおみやげ物の建物が・・・
いやいや、ここに立ち寄っていてはいつまでたってもコースにたどり着けませ~ん(*_*;
お~~~!!やっとコースのゲートらしきもの発見!!
このゲートをくぐると、いきなりパッティングゾーンが!!
そ、そ、そして、テレビで見たことある選手がそこにうじゃうじゃと('Д')!!
うわ~、いきなりのバッバ・ワトソン!(^^)!
あ~、順番にサインもらってるぅ~~!!
でも、ここで時間をとっていてはコースにたどり着けないぞ・・・
一体コースはどっちだぁ??
と探しているうちに、今度はアプローチ&バンカー練習場に来てしまいました。
え~!! こ、こ、これは~ アダム・スコットでないの~(@_@)
ポール・ケーシー!!おじさんだけど、めっちゃカッコイイ~ (#^^#)
おお!今度はダスティン・ジョンソン!!
大物選手が次々登場します。
というわけで、ここで十分すぎるくらい大物選手の姿に見とれてましたが、、
やっぱりコースに行かなくては~~~('ω')ノ
西も東もわからず、やみくもにコースを歩いていると、
お~っっっ、ジョンソン・デイ見~つけた♡
なんとこっちの組は、リッキー・ファウラーとジョーダン・スピース♡
豪華すぎですよね~!!
練習ラウンドでは、時間が許す限りグリーンやバンカー練習をしても良いようです。
次のホールがあくまで、グリーンでいろんな距離や方向から打ち直していました。
スピース選手は、このホールではバンカーショットを入念に試していました。
いまいちうまくいかないようです。
この時はスピース選手が優勝するとは、だれも知りませんよね・・・
「なんか、うまくいかないな~」という表情のスピース選手でした。
コースからコースの通過点で待っていると、選手にサインをしてもらえます。
パトリック・リード選手は子供に大人気でした。
ジョンソン・デイ選手も人気抜群で、どこのコースでも待ち構えているファンがいました。
面倒がらずに、笑顔でサインしてくれるデイ選手は本当に素敵ですね!!
サイン用のフラッグだけでなく、手帳・帽子・ボールなど用意していけば何にでもサインしてもらえます。
ローリー・マキロイ選手が、子供の投げてきたサイン用ボールにサインして投げ返しているところです。
世界のトップスターが、こんなに気軽にサインしたり笑顔で握手してくれたり・・・
全英オープンの練習日に行くと、本当に楽しいことがいっぱいでした。
また、本戦に備えてコースの下見もできました。
日本のツアー会場に比べてとにかく広大なので、事前にコースの回り方を頭に入れておくことは必要です。
おっと、日本のチーム発見!!
松山選手、谷原選手、宮里選手が一緒に練習ラウンドしていました。
松山選手も、練習ラウンドではこんな素敵な笑顔が見られました。
青木さんがやってきて、何やら三人に声をかけていました。
「谷原君も、頑張れよ!!」といってるのかな?
宮里選手はかなり緊張気味?!
もちろん、松山選手だって練習日ならサインに応じてくれます。
谷原選手は、あまりサインを求められないせいかサイン用のペンを持参していませんでした( *´艸`)
「え!僕なんかのサインでいいの?」という谷原選手に「十分ですよ~!」と日本から来た観戦客はサインをお願いしていました。
たくさんのサインを集めるなら、自前のサインペンも持ち歩いた方がいいです。
練習ラウンドの後は、三人で仲良くバンカーのおさらいしてました。
松山選手が、先輩二人にバンカーの出し方を教わっていたとか・・・
この建物は、食事やお酒を楽しみながら観戦する「Ptoron`s Pavilion」です。
反対側は18番ホールが観戦できるような位置にあります。
もちろん結構おたかい金額で予約した人だけが、こちらで観戦できます。
18番ホール側には、望遠鏡付きのテラスがあります。
本戦の時は、やっぱり18番ホールの観戦が一番興奮しますよね!!
コースのあちこちに、こんなお店がいっぱいあります。
一般の人は、ここでビールや食べ物を買って好きなところで観戦してました。
どれもおいしそうですが・・・
これは、名物の「The Openバーガー」
The Open!!( *´艸`)
フィッシュアンドチップスなんかも売っていましたが、量が多すぎるのでこのサワークリームをつけて食べるチップスなんかが、私には安くてちょうどいよかったですね。
イギリス人は甘いお菓子が大好きですので、こんなお店も。
子供たちだけでなく、大人も結構ここで駄菓子を買っていました。
右側にあるストライプの紙の袋に好きなだけお菓子を詰めて計り売りとなります。
なんだか、おいしそうだな・・・
・・・というわけで、私も買ってきてしまいました。
ヘビのグミ・キャラメルファッジ・バナナ・エビの形の砂糖菓子、そして「ミルク・トゥース」という名の入れ歯の形をした砂糖菓子( *´艸`)
入れ歯のお菓子は、子供たちがこんな風に遊びながら食べるのかな~( *´艸`)
とにかく、全英オープン練習日の会場は、み~んながそれぞれに楽しんでいました。
冬が長い欧州の人たちにとって、全英オープンは夏のピクニック感覚なのでしょうね(^^)
緊張感でいっぱいの本戦日観戦もよいのですが、、、
選手たちのリラックスした笑顔と出会える練習日の観戦は、本当にお勧めです!!
どうでしたか、少しは暑さがしのげましたでしょうか?
今年の全英オープンゴルフが、明後日から始まります!!
どんなドラマが繰り広げられるのか、テレビ放映が本当に楽しみですね(^^♪
今年の全英オープン会場は、カーヌスティ・ゴルフリンクス
明日から、いいよ全英オープンの練習日がスタートします。
今年の全英オープンの会場となるのは「カーヌスティ・ゴルフリンクス」です。
私は2年前に「エルデ・トラベルゴルフ旅行」でこのコースを訪れました。
スコットランドの北東部にあるこのコースは、1850年にオープンし、これまで全英オープンが7回開催されていますので、今年で8回目になります!!
カーヌスティー・ゴルフリンクスは大変な難コースとして有名で、全英オープンの開催コースの中でも一番難しく、世界のコースの中でも5本の指に入る難しさだそうです。
ゴルフ界を代表する偉人の一人である「ゲーリー・プレーヤー」はこのコースを『世界で最も難しいコース』と語ったそうです。
1953年の全英オープンでは、アメリカのゴルフチャンピオンで有名な「ベン・ホーガン」が出場し優勝しました。
優勝するためにベンホーガンが勇気を出して6番ホールでバーディーにつながるショットを打ち、それが成功したことにちなんで6番ホールは『ベンホーガンの小道』と呼ばれているそうです。
いつものことですが・・・2年前、私はそんなことも知らずスコットランドに着いてまもなくこのコースでプレイすることになりました。
クラブハウスの入り口で、笑顔で迎え入れてくれたおじさんがいました。
この方に、その日のプレーの申し込みをするようです。
クラブハウスのエントランスは上品な雰囲気で、それほどきらびやかな感じはありませんでした。
過去7回の全英オープンの優勝者の写真とクラレットジャグが飾ってありました。
女子ロッカールームの中は、落ち着いた明るい雰囲気です。
ロッカールームでゴルフウェアーに着替えて外に出ると、1番のスタートホールが目の前に見えます。
メンバーの方は、ここのくぼみにゴルフバックを置いておくのかな?
こちらは、スタート前の練習場です。
イギリスのゴルフ場は日本のような立派なドライビングレンジなんてなくて、せいぜいこんな小さな打球所があるくらいです。
日本でゴルフするときは、ラウンドする前に必ず100球ほど練習してからしかコースに出たことがなかった私・・・
なのにこの練習場はドライバーは使用禁止、練習用のボールも拾い集めて打つ程度でほとんど満足に打球練習できずのスタートでした(*_*;
しかも!!
いきなりの「帯同キャディー」登場!!
現地のマッチョな男性キャデーが私のためにバックを担いでコースを案内してくれるのですが、なんだか英語も訛りが強くてちんぷんかんぷん。
ただただ「キャディーに恥ずかしくないショットを打たなくては」と必死で18ホールを回ったのであまりコースの記憶はないです・・・(^-^;
でもキャデイーのジョンはとてもやさしかった!!(*´▽`*)
カーヌスティー・ゴルフリンクスは、バリー・バーンと呼ばれる小川が各ホールに絡んでいて、コースをとても難しくしています。
特に最終ホールはこのバリー・バーンが絡んだミスショットが起きやすいレイアウトとなってますので、全英オープンの歴史上、数々の悲劇を生み出してきました。
「ヴァン・デ・ヴェルデ」の悲劇は有名です。
最終日に2位に2打差をつけて18番ホールを迎え、誰もが彼の優勝を信じていました。しかし、この小川につかまり大逆転負けをしてしまったのです。
ゴルフの勝敗は、最後まで分からない・・・ですね。
その夜は、カーヌスティ・ゴルフリンクスを一望できる素敵なホテルに泊まりました。
ルームキーがゴルフボールなんて、シャレオツですよね(^^♪
スコットランド柄が、その日のラウンドの疲れをいやしてくれます。
少しホテルの外を散策してみました。
リンクスのそばの海辺に、こんなかわいい巻貝のオブジェがあったりします。
このベンチに腰掛けて、ゆったりと海を眺めることができます。
気持ちいい潮風に吹かれながらの散歩も、イギリスのゴルフリンクスの楽しみです。
今年の全米オープンでは、このリンクスでどんなドラマが繰り広げられるのでしょうか・・・
とても楽しみですね!!(^_-)-☆
猛暑がまだまだ続きそうです、皆さんどうぞ熱中症には十分気をけてお過ごしくださいませ(^^)/
セントアンドリュース・ゴルフ・リンクスのお天気
本日も猛暑でしたね~~~^_^;
どれどれ、今日のセントアンドリュースのお天気は…
最高気温18℃、最低気温13℃、湿度63%
これはまさしく、日本とは別世界ですね(^^♪
スコットランドでは『一日に四季がある』と言われてます。
実際イギリス北部からスコットランドにかけては一日の気温差が激しく、たとえ夏でも雨が降ると凍えるほど寒くなることもあります。
ですから常にどんな気温や天候にも対応できる衣類の準備が必要です。
スコットランドで道行く人たちを眺めると、実に皆様々な格好です。
ノースリーブの人もいれば、ダウンを着ている人もいます。
周囲の人に恰好に合わせていたのでは、自分の衣服が決まりません。
どの程度の衣類を着るかは、あくまで自分の感覚でいくしかありません。
セントアンドリュースリンクスにゴルフに行くときは、一年分のゴルフウェアを持っていくのが正解です。
この猛暑の季節にセントアンドリュースで過ごせればどんなにか素晴らしいのに・・・と思います。
一生に一度でいいから、ひと夏セントアンドリュースリンクスでバカンスゴルフしてみたい!!
きっと、セントアンドリュースの人たちが「日本の夏ゴルフ」を体験したら「ありえない!!」と叫ぶことでしょう・・・
この暑さでは、さくら亀も活動休止です・・・。
憩いの場、セントアンドリュース・ボタニック・ガーデン その③
バタフライハウスを見学した後、ボタニック・ガーデンの中をゆっくりと散策しました。
このボタニック・ガーデンは、日本の植物園のように種類ごとに植えられておらず、いろいろな植物が寄せ植えされているところが特徴かと思います。
どちらかというと、イングリッシュ・ガーデンの雰囲気でした。
植物の種類だけでなく、微妙な色のグラデーションにもかなりこだわっているように見受けられます。
木や植物と池や小川が一体となるレイアウトの中にベンチが置かれ、そこに座って水鳥たちのかわいらしい姿をのんびり眺めるというイメージ・・・
今回の旅の時期はちょうどシャクヤクやシャクナゲなどが美しい季節でした。
「つつじ」や「あやめ」といった日本でもなじみのある花もたくさん植えられていますが、レイアウトが日本と異なるのでまるで別の花のように感じます。
こんな風なガーデンを日本で作ろうとしても、夏の暑さがくればたちまち枯れてしまうと思います。
イギリスは4月から9月にかけては優しい日差しが12時間以上続き、夏でも涼しく雨が多いのでこんな素敵な寄せ植えのお庭が作れるのでしょう。
ガーデンの中の「森の小道」を歩いていると、こんなユーモラスな木彫に出くわしました。
な~んにもない野原のような場所があったりもします・・・
若いカップルが寝っ転がって日向ぼっこしていたので、私も一人だけど芝生の上に寝そべってみました。
と~っても気持ちいいです~~~\(^o^)/
雲の垂れ込める冬の季節が長いので、イギリス人は「日差しの長い季節に自然の中でくつろぐ」のが大好きなのですね。
でっかい紫色の松の実・・・でっかい松ぼっくりが実りそうです。
ヤドリギのついている大木からの木漏れ日・・・
ああ、いつまでもこのガーデンでくつろいでいたい・・・(^^♪
帰りに、このガーデニングセットに一目ぼれして購入してしまいました(^^♪
日本で売っているスコップやレーキの1.5倍近くはあり、かなり頑丈そうです。
これがあれば、熊も倒せそう・・・( ´艸`)
なんと「15年保証」という札が付いていました!!
セントアンドリュース・ボタニック・ガーデンは、夏季は夕方6時に閉まります。
2年前にここを訪れたときはすでに閉園時間を過ぎているのに気づかず、どうやらガーデンの外の側道をず~っと歩いていたようです(^-^;
どおりで、入口にはたどり着けなかったわけですね(笑)
いつもの「後で知る・・・」です。
イギリスを旅する時は、あたりのが真昼のように明るくても常に時間の確認をしっかりする必要があります!!
セントアンドリュース・ボタニック・ガーデンは、日本の植物園とは一味違う自然に包まれたひと時を過ごせる憩いの場でした。
セントアンドリュース・ゴルフ・リンクスでゴルフされた後に、このガーデンに立ち寄ってのんびりした時間を過ごされるのもよいかと思います(^^)
<完>
セントアンドリュース・ゴルフツアー
はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
憩いの場、セントアンドリュース・ボタニック・ガーデン その②
セントアンドリュース・ボタニック・ガーデンは、イングリッシュガーデンに温室が併設されているといった感じでした。
植物園というには少し規模が小さい感じですが、そのぶん訪れている人たちも気楽に時間を楽しんでいる感じでした。
ベンチに腰かけてゆっくりとしている恋人たちや老夫婦、小さな赤ちゃんをベビーカーで押しながら散歩している家族連れ、高校性くらいの若者たちが友達同士で遊びに来てお茶していたり・・・皆、ここでの~んびりと時間を過ごしている雰囲気です。
入り口で入場チケットを買う時に「バタフライハウスは見ますか?」と聞かれました。
「はい」と答えると、バタフライハウスの見学スケジュールを説明され「何時に行きますか?」と。
とりえず提示された一番早い時間に見に行くことに決め、バタフライハウスへの道順を教えてもらいました。
そちらの方向に歩いて行くと温室らしき建物が見えてきました。
まだ時間には少し間があるので温室の中を少しのぞいてみることに・・・。
レトロなの1つ目のドアをくぐると、かわいらしいサボテンたちがお出迎えしてくれました。
中央に伸びる細長い廊下の左右に温室がいくつにもわかれて並んでおり、それぞれの温室にテーマがあるようでした。
ここは、サボテンの部屋のようです。
こちらはイングリッシュガーデン、冬でも楽しめるのでしょうか・・・
こちらの温室は南国の植物たちの部屋のようです。
このバナナ・・・向きが反対(^◇^)
なんだか笑えました。
この、手作り感満載な雰囲気がいいですよね~
あまりゆっくり見ていると時間に遅れそうなので、いったん温室から出てバタフライハウスを目指すことに!!
横道を歩いて行くと、一番奥の温室にバタフライハウスがありました。
中に入ると受付がありました。
そこで昆虫学者風の老人の方から見学するときの注意を聞きました。
・中はとても蒸し暑いので、上着はここで脱いでいきましょう
・写真を撮るときは蝶を驚かせないためにフラッシュ禁止です
・蝶が道にとまっていることもあるので、踏まにように気を付けて歩きましょう
・外に出る時は、背中に蝶が止まっていないかどうか鏡でよく確認してください
・見学時間を守りましょう
上着を脱いで衣類ハンガーにかけて受付に預け、ビニールのカーテンを開け中に入ってみると・・・
湿度で一瞬に眼鏡が曇り、あたりが真っ白にしか見えませ~ん(+_+)
慌てて眼鏡をはずすと、、、
そこにはひらひらと舞う蝶があちこちに!!
な、な、なんと、これは今日の東京の気温ではないですか!!( ̄▽ ̄;)
温室は蝶を飼育観察するためのいろいろなの植物が植えられており、なるべく自然に近い環境になるよう工夫されているようでした。
蝶たちの蜜を吸う餌台がとても工夫されていて、可愛いですよね~(^^♪
幼虫やさなぎの育つところも楽しく観察することができました。
スポンジネット?を利用した蜜の台も置いてありました(^◇^)
なんだか南国に来たような、不思議な一時をすごしました。
バタフライハウスは、春~秋の間だけOpenしているそうです(^^)
<次回に続く>
憩いの場、セントアンドリュース・ボタニック・ガーデン その①
とうとう、暑い夏がやってきました~~~
本日も( ̄▽ ̄;)猛暑襲来!!
こんな日にゴルフするのは「命の危険」を感じますね・・・(汗)
ちなみに、今日のお天気予報は、、、
東京 ⇒ ピーカン晴れ、最高気温32℃、最低気温24℃、湿度53%
イギリスのロンドン ⇒ 晴れ、最高気温25℃、最低気温16℃、湿度45%
スコットランドのエジンバラ ⇒曇り、最高気温17℃、最低気温11℃、93%
セントアンドリュース ⇒ 晴れ、最高気温13℃、最低気温10℃、93%
日本とイギリスでこ~んなに気温が違うんですから、育つ植物や風景が違って当然ですね(^_-)-☆
ちなみに北海道は今日は雨で最高気温25℃、最低気温19度、湿度91%だそうで、やはりスコットランドの気候は北海道程度ということでしょうか。
こんな休日はイギリス旅行の写真をみて涼しむのが良いですね~(^^♪
・・・というわけで、今日はスコットランドのラブリーなお庭「セントアンドリュース・ボタニックガーデン」の情報です。
二年前に初めてスコットランドのセントアンドリュースにゴルフ旅行で訪れた時、ゴルフのラウンド以外の空き時間に街の散策に出かけました。
セントアンドリュースは小さな街なので、歩いてぐるっとひとまわりしても3時間程度で観光できてしまいます。
観光地図を片手に名所を訪ねていたら、いつの間にか街はずれまで来ていました。
「St Andrews Botanic Garden」の標識を見つけ、大の植物好きの私はすご~くのぞいてみたくなりました。
しかしその時すでに夕方6時過ぎ、ツアーの仲間との夕食時間が7時から・・・立ち寄るかどうかかなり迷いました。
「少しだけ行ってみるか・・・」と思い道案内に従って歩いていきましたが、どこまで行っても木々の生い茂る小道が続いています。
人気もなく、入り口が見つからず不安になりやはり引き返すことにしました。
日本に帰国してから「セントアンドリュース・ボタニックガーデン」のことが気になっていたら、FBのサイトを見つけました。
それ以来2年間、FBのサイトにアップされるガーデンの写真にすっかり魅了されて想像は膨らむばかり。
「実際はどんなところだろう・・・行ってみたい!!」という気持ちが私の中に満杯に盛り上がっていました。
なんと、たまたま今回の旅のセントアンドリュースでの宿泊ホテルは、ボタニックガーデンのすぐ近くでした。
ですが観光地ではないようで、情報が少なすぎてよくわからず不安でした。
そこで、セントアンドリュース在住のゴルフヒストリー作家(ゴルフヒストリー作家との出会いのブログ参照)にお会いした時に、
「どんなところですか?一人で行っても大丈夫ですか?」と聞いてみたところ
「とても素敵なところだよ、一人でも大丈夫だから是非行ってみるといいよ」
とのこと。
私は勇気を出して訪れてみることに決めました。
実際に訪れてみると・・・そこはとても素晴らしい世界が広がっていました!!
<次回に続く>