観光はエジンバラか?グラスゴーか?
はるばるスコットランドのセントアンドリュースまでゴルフ旅行で訪れるとなると、ついでに他の街も観光もしたくなります。
日本からセントアンドリュースへ行くには、スコットランドの「エジンバラ空港」か「グラスゴー空港」のどちらかに飛行機で行き、そこから陸路となります。
日本からスコットランドへ向けての飛行機の本数は断然エジンバラの方が多いため、
ゴルフツアーでは必然的にエジンバラ観光が組み込まれることが多いようです。
しかし、グラスゴーも観光地としてはエジンバラと同じくらい見どころがあります。
最近はNHKの「まっさん」でグラスゴーが有名になりましたので、
どちらも行ってみたくなるのが旅行好きの心情というものです。
今年の5月のエルデゴルフツアーでご一緒したツアー参加者の方から、
「観光するなら、どちらがいいと思いますか?」と質問されました。
「私もエジンバラしか行ったことがないので、明日グラスゴーに行ってみてからお答えしますね」と答えたのですが、、、
セントアンドリュースからグラスゴーへバスの旅 - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
実際に今回両方の都市を訪ねた感想としては、
日本でいえば、エジンバラは「京都」グラスゴーは「大阪」かなという感じ。
どちらもそれぞれの異なる魅力がありました。
「エジンバラ」
イギリス連合王国の一員になるまでのスコットランドの首都でした。
エジンバラ空港からバスで40分ほど離れたところにあり、エジンバラ駅から徒歩5分ほどでエジンバラの旧市街に着きます。
この写真はエジンバラ駅から出てきたところ、空港行のリムジンバスが待ち構えておりその後ろがエジンバラ城です。
エジンバラには旧市街と新市街があます。
下の写真では鉄道の右側が旧市街、左側が新市街です。
観光で人気なのは旧市街なのですが、写真の通り新市街も立派な石造りの建造物が立ち並んでいる街並です。
旧市街は街全体が世界遺産に登録されており、中心道路の半分からエジンバラ城までが歩行者天国になっています。
ハリーポッターの作者が通っていたカフェがあったり、「ジキルとハイド」のお店があったり、美術館や博物館、歴史的な建造物もたくさんあります。
歩行者天国では大道芸人が様々なパフォーマンスを繰り広げており、まるでおとぎの国に迷い込んだような気分にさせられました。
小径がたくさんあり、ぶらぶら歩いていても観光地特有の華やかさがあるのがエジンバラ旧市街です。
エジンバラの旧市街には、おみやげ物屋さんもたくさんありました。
どのお店もタータンチェックのもので一杯です!!
なんと、老眼鏡やリカちゃんまで(@_@)
エジンバラでは、誰しもいつの間にかタータンチェックのお土産を手にしてしまう街でした!!
(^◇^)
「グラスゴー」
かつては造船業で栄え、ロンドンやパリと並ぶ大都市でした。
戦後、造船業は廃れ当時の面影は少なくなりましたが、今では「芸術と文化の都市」として生まれ変わり、発展を続けています。
街中が石造りの建造物で埋め尽くされている荘厳さはエジンバラと変わりないです。
グラスゴー大聖堂は、エジンバラ宮殿に負けない迫力がありました。
美術館や博物館もたくさんあります。
グラスゴーの街に歩行者天国はなく、普通に車がビュンビュン走っています。
「ハードロックカフェ」や「アートが描かれた壁」などがあり、観光の街でありながら生活の街でもある雰囲気がエジンバラの旧市街とは全く異なります。
一方で、有名なマッキントッシュがデザインした歴史的な建築物もあります。
グラスゴーは、どちらかというとロンドンやリバプールと同じ空気を感じました。
おやおや・・・?美術館前でダンスの練習中(?_?)
地下鉄の駅も街中にあります(^ω^)
そしてグラスゴーは、なんと、、、
イングランド最大のショッピングタウンなのだそうです。
たしかに街中には欧州系チェーン店系の洋服屋をはじめとしたお店がたくさんあり、ウィンドウショッピングだけでもかなり楽しめました(^^♪
あらら~?街中で携帯を使ってこんな器用なお化粧をしている女性発見!!
グラスゴーは、若者の自由な発想や生活スタイルが発見できる街でした(^ω^)
・・・というわけで、
無難に観光を楽しみたい人や、普通にスコットランドのお土産を買いたい人はエジンバラがお勧めです。
都会のエネルギーを感じたい人、流行のショッピングを楽しみたい人、現代アートを楽しみたい人はグラスゴーがお勧めです。
もちろん、どちらにも行けると一番いいのですが、、、
どちらの街でも、おみやげ物の買いすぎには注意が必要かもしれません(^_-)-☆