マッセルバラ・リンクスでヒッコリーゴルフしましょう!!
今日と明日は久々のゴルフの予定が、台風接近で中止となりました(T_T)
でもこんなお休みには、以前から書きたかったけどしっかり下調べができずに書けなかった記事が書けます!!(^^)
はてなブログで私が大変お世話になっているヒデさんという方がおられます。
ゴルフと登山と時々色々/札幌発(^^)/ - ゴルフと登山と時々色々/札幌発
この方が主催されておられるサークルでは、ゴルフだけでなく競馬も楽しんでおられるという記事を書いておられたので「マッセルバラ・リンクス」のことを思い出しました。
でもこの記事を書く寸前に、な、な、なんとヒデさんのサークルは競馬撤退宣言(*_*;
ちょっと遅ればせながらですが、、、
今日は「競馬場の中にあるイギリスのゴルフ場」の紹介をしたいと思います。
このリンクスは、スコットランドの首都エジンバラから10kmほどはなれたところのフォース湾の海岸沿いにあります。
「世界で一番古いゴルフコース」とかかれた看板の後ろにあるのは、競馬場のスタンドと馬の厩舎です。
リンクスといっても、海のすぐそばではないので海は全く見えません。
どちらかというと遠くになだらかな丘陵が見えて、海の風は全く感じませんでした。
このリンクスの特徴としては、、、
*今でもプレーできるゴルフ場としては世界最古のリンクスであること
*コースが競馬場の中にあること
*全英オープンがこのコースで6回開催されていること(1874~1889)
*メアリー女王がこのコースでプレーしたといわれていること
といったことで有名です。
ここに記載されている歴史を見ると、実に堂々たる歴史のゴルフリンクスですよね。
1567年にメアリー女王がゴルフしたというのは伝説っぽいのですが・・・
「キャディー」という言葉の語源は、フランスからスコットランドに出戻ったメアリー女王がゴルフをするときにおつきのものを「カデ」と呼んだことに由来するといわれています。メアリー女王が「大のゴルフ好き」で「ゴルフが上手」だったことは間違いないようです。
1811年に開催された女性コンペは、世界で初めての女性の競技記録だそうです。
それもなんと、近隣の漁師の奥さんのコンペ~(*´▽`*)
そんなわけでゴルフ女子としてはものすごく親近感を覚えました。
スコアカードの裏に、女子のゴルフクラブの宣伝が男子と同じ大きさで掲載されているのも印象的でした(^^)
また、ゴルフのコースが競馬場の中にあるので「ローカルルール」が面白いです。
英語の苦手な私ですが、調べながら読んでみました。
HOLE1:ゴルフボールが「Fibre Sand」のところに行ったら、ドロップゾーンを使う
と書かれています。
「Fibre Sand」とは、人工の繊維と砂を混合した素材でつくられた競馬場用の砂のことで、つまり競馬用の道にの方に行ってしまったときはそこからショットを打ってはいけないということのようです。
私は競馬を実際に見たことがないのですが、馬の蹄を守るためや砂ぼこりが立たないよう馬の走る道には人工の砂を使っているようですね。
OUT OF BOUNDS:ぐるっと囲われているフェンスを越えたらOBとするという決まりは競馬場ならではですね!!(^ω^)
9ホールしかないので、インとアウトが全くおんなじで~す( *´艸`)
見栄張って18ホールにしているみたいで、ちょっと面白いです。
プレーヤーの欄が「A」と「B」しかないのは、以前にも説明した通りイギリスのゴルフはマッチプレーだからです。
イギリスのゴルフは、マッチプレーです!! - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
スタートホールの1番と4番は、競馬場の柵を超えてのショットです。
練習場などないですから、1番のいきなりパー3はものすごく緊張しました(;^ω^)
2番ホールからは片方に白い柵ずっとあるのでショットを曲げられないコースです。
このコースは距離自体は短いのですが、ラフの芝がメチャメチャ固いのと、グリーンも高麗芝のような固い芝で傾斜もあるためパットが難しかったです。
私がプレーした日はクラブ競技が行われており、ネクタイ姿の競技委員がついてのプレーが行われていました。
その競技風景は、見ていてとても歴史を感じさせられました。
各ホールが隣接しているので、ゴルフ場というか公園みたいな感じでもありました。
時折、周りの道を馬が通ります。
フェアウィは狭いので、すぐにラフに入ってしまいます、、、
ラフは日本より長いので、ラフに入ったボールを探すのはけっこう大変でした。
「ボールあった!!」と思って駈け寄ったら、白く見えてたのはキノコでした(+_+)
これって、もしかして馬糞茸(?_?)
ゴルフ場に遊びに来た家族ずれは、子供がサッカーボールで遊んでいたり、犬の散歩をしていたりと、それぞれのんびり過ごしていました。
この場所は、市民の遊び場としてのゴルフリンクスが先にでき、後から競馬場ができたのだそうです。
セントアンドリュースは世界中のゴルファーの聖地だが… - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
市民の憩いの場であることには、時代を超えてずっと変わりないのですね(^^♪
クラブハウスでは、シャフトがヒッコリーでできているクラブとガッター・バーチャ・ボールの複製品をレンタルしてくれるようです。
このクラブとボールでプレーすると、1世紀以上前のゴルフ体験ができるようです。
イギリスでは「ヒッコリークラブ」という会があって、このヒッコリーのクラブを使って伝統的なゴルフの装いで競技する会があるようです。
マッセルバラ・リンクスでも年に数回この会が開催されるそうです。
フェイス・ブックに他のゴルフ場でのヒッコリークラブの様子がのっていたのを見たことがありますが、とても楽しそうでした。
それにしても、、、
この熊手のような形のアイアンや、穴の開いたアイアンは一体どのような使い方をするのでしょうか・・・?!
私が、セントアンドリュース・ボタニックガーデンで買ってきた園芸用品に少し雰囲気が似ているような・・・( *´艸`)
憩いの場、セントアンドリュース・ボタニック・ガーデン その③ - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
マッセルバラ・リンクスは市民コースなので、プレーフィーも9ホール2000円程度と安く、ちょっとゴルフしようかな~という感じで立ち寄れるコースだと思います。
セントアンドリュース・ゴルフリンクスに行く途中にちょこっと立ち寄れる場所です。
今度行くことがあったら、是非このクラブを借りて試してみたいと思います!!
どなたか「ヒッコリーゴルフ」にご一緒くださいませんか・・・(^^)/