レデース・ゴルフのはじまり その3
とうとう、2018年も大晦日となりました(;^ω^)
師走に入り、バタバタしていてブログが書けずに今日を迎え・・・
今日は何としても書かなくては~~~( ̄▽ ̄;)と朝から気持ちばかり焦り・・・
しかし「History of Golf」の本を開けては英訳につまづき、あとであとでと夜を迎え・・・
なんとかやっとのことで少し訳すことができましたので、
このブログにお越し頂いた皆さま、2018年最後のお付き合いを願います !!
この女性は女子ゴルフ競技の歴史上初のヒロイン『レディー・マーガレット・スコット』(Lady Margaret Scott)です。
1893年4月にセントアンドリュースでレディース・ゴルフ・ユニオン(LGU)が結成された後すぐに、
歴史上初の女子アマチュア全英オープン(British Ladies Amateur Golf Championship)が開催されました。
イングランド、アイルランド、フランスから38名の選手が集まりセントアンドリュースで18ホールマッチプレーが行われ、18歳のレディー・マーガレット・スコットが最初の優勝者となりました。
しかも、彼女はその後3年連続優勝しました。
彼女は強いだけでなく、上品でおしとやかでそのうえかなりの美人だったようです。
う~ん、確かに美女、ゴルフ女子としては、かなり嫉妬してしまいますねぇ~(;'∀')
レディー・マーガレット・スコットは英国社交界の大スターとなり、そのおかげで女性の間でのゴルフ熱はどんどん高まっていったようです。
ゴルフ競技には、勝つ者の裏で負けて悔しい思いをする選手が必ずいます(T_T)
この写真のイセッテ・ペアソン(Issete Peason)はレディース・ゴルフ・ユニオン(LGU)の名誉秘書で素晴らしいゴルファーでした。
しかし、女子アマチュア全英オープン第1回・第2回共にレディー・マーガレットとの激しい戦いの末に敗れてしまいました(ノД`)・゜・。
その頃、アメリカでも女子のゴルフ競技が盛んになり、1895年には最初のUS女子アマチュア選手権がニューヨークのMewadow Brook Clubで開催されました。
その後、さらにアレックス・ステアリング、ドロシー・キャンベル、カーティス姉妹 、グラディズ・テンプル・ドベルといった素晴らしいレディースゴルファーが誕生していきました。
そんな中でも、女子ゴルフの大衆流行に一役かったのは、イギリス人のジョイス・ウェザード、セシール・レイチスと アメリカ人のベーブ・ザハリアス、グレンナ・コレット の4人の選手でした。
以来、今年の2018年の大会まで125年間(戦争中を除く)ものあいだ、
女子アマチュア全英オープン(British Ladies Amateur Golf Championship)は継続して開催されてきました!!
めでたしめでたし・・・ということで、
今年の「History of Golf」の英訳はここまでで終えることにします(*_*;
この写真は、スコットランドのターンベリー・ゴルフ・クラブのギャラリーで見かけたものです。
ガラス越しに撮った写真なので照明や自分の影が怪しく映りこんでいますが、
けっして心霊写真ではないのでご安心を~(^◇^)
私はこれを見た瞬間、ものすごい衝撃を受けて釘付けになってしまいました。
長いスカート、ちょうちん袖のブラウス、つばの広いお帽子・・・
おそらくコルセットも付けているでしょうに、この力強いスウィング!!(@_@)
きっと、このクラブシャフトは固くヘッドも重いでしょう。
ああ、それなのに、それなのに…
こんなにしなやかなフィニッシュをとれるなんて、凄すぎます!!
これがなんという選手だったのかわからないのですが、
なんだか自分のゴルフが甘ちょろく思えてしかたありませんでした(-"-)
今、大晦日にこの写真を改めて見直してみましたが・・・
「やっぱりゴルフって素晴らしい!!」と素直に感じています。
来年から、もっとゴルフを簡単にするようにルール改正が行われます。
しかし、こうしてレディース・ゴルフの歴史を振り返ると、
ゴルフとは、
「年齢・男女を問わず夢中にさせてくれる素晴らしいゲーム」
だと強く感じます。
ハッチンソンの「女子にゴルフの競技は向かない」という予測を外れ、非力な女性でも充分ゴルフ競技を楽しんできました。
レディース・ゴルフの歴史はそのことを伝えてくれているとしみじみ感じます
「ゴルフと出会えた人生は幸せだ」
と感謝しつつ、2019年の新年を迎えたいと思います(^^)/