ハイランド地方への旅 その2
前回に引き続き、ハイランド地方の旅の思い出を書きたいと思います(^^♪
今回はオーバンという漁港にたどりつくまで書きたいです。
グレンコーの峡谷まで、まだまだ先は長いよ~~~(;^ω^)
グラスゴーを出発してLussの湖畔で休憩した後、Loch Lomond湖畔に沿って北に進み、今度は美しい景色の山間部を抜けていきます。
「Rest and be thankful」という場所で少し休憩です。
この道は18世紀に作られた古い軍用道路です。
兵士たちは、ハイランドの奥地から戦いの為にこの道を行進していったようです。
この道を通る兵士や旅人は、この場所で一休みしたようです。
今は使われていない道ですが、その歴史をねぎらってつけられた名前のようです。
ここでは写真を撮る程度でしたが、胸いっぱい深呼吸するとハイランドの山の空気が体全体を清めてくれたように感じました。
名も知れぬ小さな純白の花にも、心が洗われるように感じました。
再び車に乗車し、さらに次の目的地インバレリーへと旅が続きます。
運転手のガイドを聴きながら眺める車窓の景色はナチュラルそのもので、あちこち流れる小川に郷愁をそそられました。
最近の日本の小川は護岸工事が行き届いてており、こんな風に自然のままの手付かずな小川にはまずお目にかかりません。
この小川には、どんな生き物がいるのかなぁ・・・
ここで車を止めてくれるといいのになぁ・・・
自然が好きな私は、ハイランドの雄大な車窓の風景を何時間見ていても飽きません(^^♪
山間を抜けると、再び湖が開けて・・・
ん~~~、湖にしてはなんだか藻の様子が違うな ~(。´・ω・)?
なんだか海藻に見えるけど?
そう思っているうちに、インバラリーの町が見えてきました(^^)
そうです、これは湖ではなく海から深く入り込んでいる入江なのです。
ハイランドには「湖」と「入江」が複雑に点在しており、それがまた美しい景色を織りなしていました。
この美しいフォルムの石橋を通って、インバレリーへ到着しました。
この奥の駐車場で降ろされ、車と運転手は姿を消しました。
ここでは「インバレリー城の見学」が予定されていましたが、
一緒に乗っていた観光客は車をおりると蜘蛛の子を散らすようにいなくなりました。
私は一人取り残され、どちらへ行けばインバレリー城に行けるのかしら…と思案しました。
携帯の調子が悪く、WiFiが全くつながらないので感にたよるしかありません(*_*;
そうだ、こういう時はインフォメーションセンターへ!!
と向かいましたが、途中の景色があまりに素敵で・・・
こんな銅像に足を止めたり・・・
海藻であることを再度確認したり、、、
公園にあるインフォメーションを読んでみたり・・・
そんなこんなで、どんどん時間が過ぎていき・・・
インフォメーションの場所を探し当てたころには、すでに休憩時間の半分が過ぎていました(*_*;
やってしまいましたぁ~~~(ノД`)・゜・。
ここが英語ドライバーの旅の泣き所です(T_T)
適当に英語を聞き流していると、肝心な場所を観光できずに終わるパターン。
おそらくこの看板に従えば行けたかと思うのですが、
既に休憩時間はあと10分ほどですから、あきらめることにしました(;^ω^)
インバレリー城は、さぞかし美しい城だったんだろ~な~
でも「のんびりできたから、ま、いっか~」精神は一人旅には大切です!!
そして再び車に乗り込み、北へと向かいます。
かなり細い道をくねくねと進んでいくと、Rabbie'sの車が渋滞している道端が・・・
どうやらそこで、再び休憩をとるようです。
そこは湖のほとりで、この風景だけでもとても素晴らしいのですが、
湖の向こう側にもっと素晴らしいものが見えました(@_@)
それは、Awe湖に浮かぶ「キルカーン古城」(Kilchurn Castle)です。
湖に浮かぶ島の上に、ぽつんと建てられている城の姿を眺めていると、
まるでおとぎ話の世界にいるような気分です。
このキルカーン古城は廃墟ですが、その荘厳さは訪れた者の心を強くひきつけます。
はるか昔の風景そのものがそこに存在しており、なぜか静粛な気持ちにさせられます。
この城はかつて、Breadalbaneのキャンベル家の居城だったそうです。
こんなところに住んでたなんて、一体どんな生活だったのでしょうか?!
人間って、強いんだな~~~(@_@)
と、純粋に驚き感動しました!!
さらにまだまだ旅は続きます・・・
今回のブログでは、まだオーバンにたどり着きませんでした(;^ω^)
また次回、続きを書きたいと思いま~す(^^)/
本日も、お付き合いどうもありがとうございましたm(__)m
お城のお掃除は広くて大変・・・亀の手も借りたい?!(笑)