ハイランドの旅 その4
ブログアップ、少し間が空いてしまいましたが、、、
今回も昨年5月の ”Rabby’sでいくハイランド旅行” の続きです。
どうぞお付き合いの程よろしくお願いいたします(^^)/
ハイランド地方への旅 その1 - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
ハイランド地方への旅 その2 - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
ハイランド地方への旅 その3 - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
グラスゴーを出発して、あちこち観光しながらひたすら車に揺られ、
5時間かかり、ようやく港町オーバンに到着!!
とにかくここで、美味しい海の幸にありつこう!!(^^♪
あ~、お腹がペコペコだ~~~~~!!
車から降りてさっそく「美味しい海の幸のお店」探しです。
観光シーズンなので、オーバンの街中は観光客で結構にぎわっていました。
おお!!おいしそうな看板(^◇^)
このお菓子屋さん、とっても心惹かれる~(#^^#)
でも、今の目標はオーバン名物の「フィッシュアンドチップス」です。
デザートは、そのあとで・・・
そうそう、ここの看板のお店が美味しいってガイドさんが言ってました(^^♪
よし、 ここに入ろう!!
中に入ってみるとけっこう混んでいて、
お店のウェートレスのマッチョなおばさんはとても忙しそう・・・
一人で隅の席に座っていると、メニューを持ってきてくれました。
「注文は?」と聞かれ、ドキドキ・・・
なんだかよくわからないので、セットメニューの一番安いものを注文しました。
だって、以前にエジンバラでフィッシュアンドチップスを注文したら、
とても食べきれない巨大なフライドフィッシュがでてきたしね(;^ω^)
「こんなエスプレッソのマシンがあるんだな・・・」なんて思いながら待っていると…
え~(?_?)なんだ~、安いと思ったらスープだけだったのかぁ~(+_+)
う~ん、失敗したなぁ~~~
まあ、いつものことだけどね( *´艸`)
でも、このスープはさすが美味しかったですよ(^_-)-☆
このスープはスコットランド名物ですが、お店によって味が違います。
スコットランドのスープ「カレン・スキンク」 - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
港町のスープは、やはりタラが新鮮でどっさり入っていました(^^♪
お店のお客さんを観察すると、、、
フィッシュアンドチップス以外にも、生のカキ・テナガエビなどを注文して、
ビールを飲みながらのんびり時間を過ごしている観光客ばかりです。
イギリスの観光地では、
昼間っからの~んびりビール( ^ω^)
日本の観光地とはそのあたりが違いますよね、
みんな「の~んびり」しに来てるんですよね!!
スープだけではちょっと物足りなかったので、別のお店に立ち寄り、
「アイリッシュ・パイ」を食べました。
独特のパイ皮の中に、ラム肉のフィリングが入っていました。
今まで食べたことがないお味でしたが、美味しかったです(^ω^)
さて、お腹もいっぱいになったので今度は観光へ!!
オーバンの町はフリーWifiもつながるはずなのですが、、、
私の携帯は相変わらず繋がってくれません(T_T)
観光案内の看板を見つけて街の様子を調査しました。
こじんまりした街なのでそれほど迷うことはなさそうですが、
集合時間に間に合わなくなると困るので、海岸沿いだけ散策することにしました。
こんな仲良し老夫婦♡に、イギリス旅行ではよく出会います(^ω^)
ブラブラ歩いているだけで、すがすがしい気分になる最高のお天気でした。
オーバンの町は年間を通して穏やかな気候のようです。
平均気温は夏18℃、冬2.1℃と避暑地や別荘地として最適な気候、
湾になっているので海の波は穏やかだし、眺めもとても美しい場所です。
オーバンの町の歴史が書かれている案内板です。
考古学者によると、この湾岸にはBC.8000年から人が住み着いていたとのことです。
湾岸の洞窟から、カキやムール貝、海鳥を取って暮らしていた漁師のモリやスクレーパーなどが見つかっているそうです。
この漁師たちはスコットランドの先住民族でしすが、オーバン地方は昔から美しく魅力的な場所で、古くから周りの人々に愛されてきました。
ケルト族の僧侶、王様や王女様、作曲家、詩人、小説家などが訪れ、また商人もたくさん訪れました。
特に18世紀になって鉄道が通ると、次々に移住者が訪れたようです。
看板の上の肖像画は、イギリスの有名なロマン派画家「J.W.ターナー」です。
下の肖像画はスコットランドの有名な詩人で小説家「ウォルター・スコット」です。
この二人は、このオーバンの風景に魅せられて多くの作品を書いたようです。
また、メンデルスゾーンやワーズワースもこの地を訪れて、美しい風景に魅せられ素晴らしい作品を残しているようです。
オーバンの港からは、避暑地で有名なマル島やスカイ島といったスコットランド西岸の美しい島々へ渡るフェリーの発着地でもあります。
オーバンは、とても美しいだけでなく重要な場所に位置するために、
1249年のはスコットランドのアレキサンダー2世がその地を統治していた領主を服従させようとこの湾岸で戦いました。
また、1263年にはアレキサンダー3世がノルウェーのホーコン4世率いる200隻の長い船と2万人の兵士を退け、ノルウェーの支配下にあったこの湾岸周辺をスコットランドのもとに奪還しました。
また、第二次世界大戦中は英国海軍基地として使用されていたようです。
イギリスの国って、ほんとうに戦争ばかりしている歴史です・・・(*_*;
特に、イギリスの海軍は強かったんですよね。
世界中に植民地を作れたのも、軍艦が優れていたからですものね・・・
こんな穏やかで美しい場所が、戦いの場になったなんて悲しいことですが、
人間とはそのような争いを繰り返す生き物なのですよね(ノД`)・゜・。
ハイランドを旅行すると、美しさだけでなくそんな人間の醜さも思い知らされます。
そして、こんな豪華なホテルがあったりすると、
「こんなホテルにのんびり泊まれたらいいな~」
と、 貧乏旅行の私はちょっぴり気持ちがしぼむのですが・・・
浜辺に目を移すと・・・
愛らしい花が咲いています(^ω^)
そう、自然はいつだって誰にも平等に微笑んでくれていますよね・・・
気楽な一人旅ができることに、感謝、感謝!!(^^♪
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そろそろ、今年の夏のイギリス旅行計画を具体的にたてなくてはいけません。
今年は北アイルランドの旅を予定しています。
なぜなら、今年の全英オープンが68年ぶりにアイルランドで開催されるからです。
ゴルフ好きの私は、もうチケットの予約をしてあります(^^♪
速報:The Open2019観戦チケット売り切れ!! - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
先ずは旅行日程をはっきり決めて、飛行機の予約を取らなくては!!
イギリスに行くには、飛行機で20時間以上かかります。
エコノミーのシートで長時間はつらいですよね~~~(T_T)
もっと時間がかかってもいいから、中で自由に歩き回れる飛行機があるといいな~
最後までお付き合いありがとうございました!!m(__)m