リンクスに薫るハリエニシダの花
私の「イギリスゴルフ・観光の旅」は一昨年が6月半ば、昨年が7月半ば、そして今年は5月下旬でした。
いずれも草花が美しく素晴らしい景色でしたが、今年はちょうど『ハリエニシダ』が満開の時期でしたので、黄色い花がゴルフ場や海岸だけでなくなだらかな丘陵いっぱいに広がる景色は圧巻でした。
ハリエニシダは英名でゴース(gorse)と呼ばれ、全英オープンゴルフの中継で、ハリエニシダのブッシュに入るとお手上げであるという話はよく聞く話題す。
しかし全英オープンの開催される季節にはすでに花盛りを過ぎており、刺のブッシュだけのイメージです。また花がついていても、盛りを過ぎると甘い独特の香りを感じることはできません。
ハリエニシダの咲き誇るゴルフ場は、まるでアロマを焚いているかのような心地よい香りにつつまれています。
ちょうどコマドリが巣を作って卵を抱えている時期でもあり、その可愛らしいさえずりも心地良くまるで天国でゴルフしている気分でした。
ドライバーショットが曲がってしまい、ハリエニシダの花のなかにボールが吸い込まれても『まあ、いいか~』という気分です(^^)
ハリエニシダの花からは、その甘いココナツともバラとも似た香りの良さからワインやジュースが造られるとか。一度、飲んでみたいですね!