イギリスのブラウンブレッド
イギリスのホテルやB&Bに泊まると、朝食のメニューで聞かれるのが卵の調理法と「brown or white?」です。
何のことかと思ったら、パンのことでした。
卵のことは「スクランブルエッグ」または「ゆで卵」ということぐらいは知っていましたが、パンのことはなんのことを言ってるのか最初はわからず戸惑いました。
「white」は日本でもおなじみのイギリスパン、「brown」は全粒粉で作った生地が茶色いイギリスパンのことでした。
ちなみに「イギリスパン」という名前は日本でできた造語ですから、イギリスでは普通に「パン」だけです・・・当たり前か~(笑)
私はたいてい香ばしくておいしい「brown 」を注文していました。
イギリスのスーパーでも「brown bread」は人気のようで山積みされていました。
イギリスのパンはヨーロッパの国々で収穫された小麦粉が使われているようで、日本のパンとはかなり風味が違うように感じます。
スーパーで売られている小麦粉は、日本のように「薄力粉・中力粉・強力粉」というだけでなくて様々な種類の小麦粉が売られていました。
この2種類の小麦粉はパン用でオランダ産のようですね。
こちらはスコットランド産の普通の小麦粉のようです(^^)
初めからベーキングパウダーが混ざっている小麦粉もありました。
今回の旅行で、試しに1種類だけ購入して日本に持ち帰りました。
その小麦粉で昨日パンを作ってみたのですが、香りも甘みも素晴らしいイギリスパンができました(^^♪
それは、日本で購入した小麦粉から作ったパンとは全く異なる「素朴なイギリスの風景」が思い出される味のパンでした。