マッセルバラ・リンクスでヒッコリーゴルフしましょう!!
今日と明日は久々のゴルフの予定が、台風接近で中止となりました(T_T)
でもこんなお休みには、以前から書きたかったけどしっかり下調べができずに書けなかった記事が書けます!!(^^)
はてなブログで私が大変お世話になっているヒデさんという方がおられます。
ゴルフと登山と時々色々/札幌発(^^)/ - ゴルフと登山と時々色々/札幌発
この方が主催されておられるサークルでは、ゴルフだけでなく競馬も楽しんでおられるという記事を書いておられたので「マッセルバラ・リンクス」のことを思い出しました。
でもこの記事を書く寸前に、な、な、なんとヒデさんのサークルは競馬撤退宣言(*_*;
ちょっと遅ればせながらですが、、、
今日は「競馬場の中にあるイギリスのゴルフ場」の紹介をしたいと思います。
このリンクスは、スコットランドの首都エジンバラから10kmほどはなれたところのフォース湾の海岸沿いにあります。
「世界で一番古いゴルフコース」とかかれた看板の後ろにあるのは、競馬場のスタンドと馬の厩舎です。
リンクスといっても、海のすぐそばではないので海は全く見えません。
どちらかというと遠くになだらかな丘陵が見えて、海の風は全く感じませんでした。
このリンクスの特徴としては、、、
*今でもプレーできるゴルフ場としては世界最古のリンクスであること
*コースが競馬場の中にあること
*全英オープンがこのコースで6回開催されていること(1874~1889)
*メアリー女王がこのコースでプレーしたといわれていること
といったことで有名です。
ここに記載されている歴史を見ると、実に堂々たる歴史のゴルフリンクスですよね。
1567年にメアリー女王がゴルフしたというのは伝説っぽいのですが・・・
「キャディー」という言葉の語源は、フランスからスコットランドに出戻ったメアリー女王がゴルフをするときにおつきのものを「カデ」と呼んだことに由来するといわれています。メアリー女王が「大のゴルフ好き」で「ゴルフが上手」だったことは間違いないようです。
1811年に開催された女性コンペは、世界で初めての女性の競技記録だそうです。
それもなんと、近隣の漁師の奥さんのコンペ~(*´▽`*)
そんなわけでゴルフ女子としてはものすごく親近感を覚えました。
スコアカードの裏に、女子のゴルフクラブの宣伝が男子と同じ大きさで掲載されているのも印象的でした(^^)
また、ゴルフのコースが競馬場の中にあるので「ローカルルール」が面白いです。
英語の苦手な私ですが、調べながら読んでみました。
HOLE1:ゴルフボールが「Fibre Sand」のところに行ったら、ドロップゾーンを使う
と書かれています。
「Fibre Sand」とは、人工の繊維と砂を混合した素材でつくられた競馬場用の砂のことで、つまり競馬用の道にの方に行ってしまったときはそこからショットを打ってはいけないということのようです。
私は競馬を実際に見たことがないのですが、馬の蹄を守るためや砂ぼこりが立たないよう馬の走る道には人工の砂を使っているようですね。
OUT OF BOUNDS:ぐるっと囲われているフェンスを越えたらOBとするという決まりは競馬場ならではですね!!(^ω^)
9ホールしかないので、インとアウトが全くおんなじで~す( *´艸`)
見栄張って18ホールにしているみたいで、ちょっと面白いです。
プレーヤーの欄が「A」と「B」しかないのは、以前にも説明した通りイギリスのゴルフはマッチプレーだからです。
イギリスのゴルフは、マッチプレーです!! - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
スタートホールの1番と4番は、競馬場の柵を超えてのショットです。
練習場などないですから、1番のいきなりパー3はものすごく緊張しました(;^ω^)
2番ホールからは片方に白い柵ずっとあるのでショットを曲げられないコースです。
このコースは距離自体は短いのですが、ラフの芝がメチャメチャ固いのと、グリーンも高麗芝のような固い芝で傾斜もあるためパットが難しかったです。
私がプレーした日はクラブ競技が行われており、ネクタイ姿の競技委員がついてのプレーが行われていました。
その競技風景は、見ていてとても歴史を感じさせられました。
各ホールが隣接しているので、ゴルフ場というか公園みたいな感じでもありました。
時折、周りの道を馬が通ります。
フェアウィは狭いので、すぐにラフに入ってしまいます、、、
ラフは日本より長いので、ラフに入ったボールを探すのはけっこう大変でした。
「ボールあった!!」と思って駈け寄ったら、白く見えてたのはキノコでした(+_+)
これって、もしかして馬糞茸(?_?)
ゴルフ場に遊びに来た家族ずれは、子供がサッカーボールで遊んでいたり、犬の散歩をしていたりと、それぞれのんびり過ごしていました。
この場所は、市民の遊び場としてのゴルフリンクスが先にでき、後から競馬場ができたのだそうです。
セントアンドリュースは世界中のゴルファーの聖地だが… - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
市民の憩いの場であることには、時代を超えてずっと変わりないのですね(^^♪
クラブハウスでは、シャフトがヒッコリーでできているクラブとガッター・バーチャ・ボールの複製品をレンタルしてくれるようです。
このクラブとボールでプレーすると、1世紀以上前のゴルフ体験ができるようです。
イギリスでは「ヒッコリークラブ」という会があって、このヒッコリーのクラブを使って伝統的なゴルフの装いで競技する会があるようです。
マッセルバラ・リンクスでも年に数回この会が開催されるそうです。
フェイス・ブックに他のゴルフ場でのヒッコリークラブの様子がのっていたのを見たことがありますが、とても楽しそうでした。
それにしても、、、
この熊手のような形のアイアンや、穴の開いたアイアンは一体どのような使い方をするのでしょうか・・・?!
私が、セントアンドリュース・ボタニックガーデンで買ってきた園芸用品に少し雰囲気が似ているような・・・( *´艸`)
憩いの場、セントアンドリュース・ボタニック・ガーデン その③ - イギリスのゴルフ場と観光の魅力
マッセルバラ・リンクスは市民コースなので、プレーフィーも9ホール2000円程度と安く、ちょっとゴルフしようかな~という感じで立ち寄れるコースだと思います。
セントアンドリュース・ゴルフリンクスに行く途中にちょこっと立ち寄れる場所です。
今度行くことがあったら、是非このクラブを借りて試してみたいと思います!!
どなたか「ヒッコリーゴルフ」にご一緒くださいませんか・・・(^^)/
イギリスの不思議な飲み物「ピムス」
ご近所さんから、家庭菜園で採れた太くて立派なキュウリをいただきました(^^)
さて、この立派なキュウリ、何にして食べようかな・・・
と考えているうちに、イギリスで飲んだ不思議な飲み物を思い出しました。
私のイギリス旅行では、ゴルフ以外に「観光一人旅」も必ず計画します(^^♪
ゴルフは一人ではできないのでツアーに参加しますが、観光は一人の方が気楽です。
3年前にエルデトラベルのスコットランドゴルフツアーに参加した後、私は一人でロンドンに行きました。
ロンドンでは、郊外に住んでいる友だちが宿泊ホテルまで会いに来てくれました。
その友だちは高校性の時の親友で、イギリス人と結婚してロンドンに30年近く住んでいますから、その日は1日ロンドン市内をあちこち案内してもらえました。
友人の旦那さんも仕事帰りに合流し、一緒に夕飯を食べに行こうということでロンドン中心街にあるアジアンレストランで夕飯を食べました。
そのあと「ちょっと飲んでいこうよ」と別のお店に連れていかれました。
そこで不思議な飲み物が出てきました。
「これはイギリスの上流階級の人が好んで飲む『ピムス』という飲み物で、ウィンブルドンのテニスもこれを飲みながら観戦するぐらいイギリス人が大好きな飲み物なのよ!!」
と、友人が教えてくれました。
この「ピムス」は夏でも氷は入れず、生ぬるいまま飲むそうです(;'∀')
「この飲み物に入っているものは何だと思う?」
と友人にたずねられましたので、よくよく観察してみると・・・
オレンジ、レモン、パイナップル以外に何やら緑色の物体が入っていて、少しスイカのような香りがしました。
「これは『キュウリ』なのよ!!」と聞いてびっくり(@_@)
「ピムス」のお味は少しサングリアに似た感じの炭酸アルコール飲料ですが、
やはりキュウリが独特の香りを加えていました。
イギリスの気候では『キュウリ』は温室で育てるか輸入するしかなく、19世紀から20世紀の貴族の間では高級な食品として珍重され「キュウリでもてなす」ことはお金持ちのステータスだったそうです。
有名な「アフタヌーン・ティ-」のメニューにも、上品な甘いお菓子と一緒に「キューカンバー・サンドウィッチ」が必ず出されるのはこのような理由があるそうです。
EUに加盟した現在でも「キュウリ」はイギリスの庶民にとってなじみの薄いもののように感じました。
なぜなら、イギリス旅行でスーパーに立ち寄った時に「キュウリ」を置いてあるところはとても少なったです。
野菜コーナーで「キュウリかな?!」と思うと、たいていはズッキーニでした(;^ω^)
日本では一年中売られており、お漬物になくてはならない「キュウリ」ですが、現代のイギリス庶民は「特に栄養価のないキュウリ」にあまり興味がなさそうです。
イギリスで数回見かけた「キュウリ」は、日本の一般的なものより太くてまっすぐで長く、イボイボはありませんでした。
一本ずつビニールで丁寧にパックされており、一本100円程度でした。
昨年の旅行では一週間同じホテルに宿泊したので、1本買って毎日パンにはさんだりして食べきりました( *´艸`)
イギリスの「アフタヌーン・ティー」に出される「キュウカンバー・サンドウィッチ」のレシピがネットに紹介されてました。
①キュウリを輪切りにして、ワインビネガーにつけてしばらくおく。
②汁気をキッチンペーパーでとり、バターを塗ったパンにはさむ。
とても簡単そうなので、今回いただいた立派なキュウリでさっそく作ってみることにしました(^^♪
ピクルスより上品な酸味で、簡単なのに結構美味しいです\(^o^)/
皆さんもぜひ、、、
イギリス貴族の味「キューカンバー・サンドウィッチ」
を作ってみてください!!
昨晩の花火大会はお天気もよく、とても綺麗でした。
大きな花火があがると、夜空と湖がとても明るく照らされました(*'▽')
リンクスでかじるリンゴの味は格別!!
前回はイギリスの桃について書きましたが、今回の話題はリンゴです。
イギリスのスーパーに行くと日本では見かけない果物たちが並んでいます。
また、同じ果物でも形が違ったりしますので興味深々です。
梨は丸くないものがほとんどで、洋画に描かれているようなフォルムが私好みでした。
梨の味は日本のように甘くないですが、自然の甘みと独特の香りがします。
リンゴは日本で売られているものと姿形は同じですが、ミカンと同じくらいの大きさでした。
種類がいろいろあるのですが、どれも日本のものより小さかったです。
1回分食べきりサイズなところが桃と同じで、一人旅にピッタリでした(^^♪
日本人はイチゴなんかでも大きいほうが好きですが、ヨーロッパの国ではそのあたりの価値観が違うのかもしれませんね。
イギリスでゴルフするときはスループレーですので途中で軽く食べられるものを少しゴルフバックに入れておくと便利です。
エルデツアーでゴルフラウンドに行くときは、ホテルからゴルフ場に向かう途中で
「飲み物とサンドウィッチでも買っていきますか?」となり、たいていコンビニに立ち寄っていただけました。
ある日、ホテルの朝ごはんでお腹がいっぱいの私は立ち寄ったコンビニで「そうだ、リンゴを買って持ってってみよう」と思い、いろいろある中でも一番小さいリンゴを一袋買いました。
そしてツアーですっかり仲良くなったお仲間に、プレーの途中でそのリンゴを一緒に丸かじりして食べる計画でしたが・・・
ガブリッ!!とかじりつくと口の中には予想外の味と香りが広がりました(?_?)
・・・なんと、それはリンゴではなく大き目のプラムだったのです( *´艸`)
一緒にかじりついたお仲間と大笑い、キャディーにも差し上げて楽しいラウンドのひと時を過ごしました。
イギリスで果物を買う時は、リンゴとプラムを間違えないようにしましょう!!
まとめて袋に入っていると、見間違えます・・・って、私だけかな?!(#^^#)
ポケットにリンゴを忍ばせて、リンクスの大自然の中でのんびりラウンド(^ω^)
次回は間違えずに買って「リンクスでのリンゴの丸かじり」にもう一度TRYしてみたいと思っています!!
今日は、地元のお祭りの前夜祭で「花火大会」があります。
1年に1回、小さな湖のまわりに沢山の屋台が出て大勢の人が花火を見に来ます。
そういえばお祭りの「リンゴ飴」はリンゴが少し小さいような・・・
最近、スーパーにも春から夏にかけては輸入物の小さなリンゴが売られています。
世界はだんだんと小さくなってきているのかなぁ・・・
昔ながらの屋台の風景、日本らしさの一つですね(^^)
今夜が楽しみです♡
イギリスで出会った「ドーナツ・ピーチ」(*^-^*)
スイカと桃は日本では夏の果物ですよね~(^^)
スイカは当たりはずれが少ないですが、桃となると微妙です。
スーパーでおいしそうな桃を見つけても、食べてみないことにはわかりません。
いい香りがしていても、硬かったり甘くなかったり・・・"(-""-)"
桃は高価な果物なので、まず自分で買うことはありません。
どうせなら缶詰の桃のほうが安上がりで安心して食べられると思ってしいます。
でも、イギリスで出会った桃は違いました(^^♪
イギリス旅行中は野菜不足になってしまうので、私は現地でなるべく果物を買って食べるようにしています。
写真のように、日本ではまずお目にかかれないような様々な果物が売られていますので見ているだけでも楽しいです。
イギリスはEUに加盟してから新鮮な果物がいつも手に入るようになったそうです。
島国の日本と違い、ヨーロッパの様々な国からイギリスに輸入されてくるようです。
その中でも、私が一番気に入ったのは「ドーナツ・ピーチ」でした。
「ドーナツ・ピーチ」は露天の果物屋さんだけでなく、どこのスーパーやコンビニでも普通に売られていました。
直径8センチ、厚さ3センチほどで、ちょうどミカンのような大きさです。
これがたいてい5~6個のパックで売られていました。
このドーナツ・ピーチはスペインから輸入されたもののようでした。
平べったくて真ん中がくぼんでおり、確かにドーナツのような形をしています。
果肉は日本の桃と変わりませんが、小さくて凸凹してて少し剥きにくいです。
真ん中に種がしっかり入っているので食べられるのは周りだけ、ちょうどドーナツを食べてるような感じです。
でも、、、お味は
日本の桃よりはるかに、甘~~~~~い!!
よく熟すと指で皮をつるっと剥くことができますので、ちょっと小腹がすいたときにとっても便利な果物です。
味は缶詰の桃と同じくらい甘くてジューシーなので、私はもうすっかりこの桃の虜になってしまいました。
1年目のイギリス旅行は5月、2回目は7月、3回目は6月でしたが、毎回この桃は見つけることができました。
よほどイギリス人にも好まれている桃なんだなぁ・・・と思います。
それもそのはず!!
このドーナツピーチの原産地は中国だそうで、孫悟空がこの桃がおいしくて盗んでまで食べたというお話があるくらいなのです。
日本では信州のほうでで少し栽培されているようですが、湿気を嫌う品種なので収穫率が悪く、1個1,000円とかなり高価なうえ限定販売のようです。
イギリスでは5個で200円程度で買えます。
な、な、な、なんと1個40円!?
読者のみなさんイギリスに行かれた時は、ぜひぜひこの「ドーナツ・ピーチ」を買って食べてみてください(^_-)-☆
余談になりますが、
こちらの写真は昨年の全英オープン会場となったロイヤル・パークディール・ゴルフ・リンクスの名物パースリーの「ドーナツ・バンカー」です。
このドーナツは恐ろしいですね・・・(@_@;)
どの選手も、このバンカーを避けて右を狙うために、様々なドラマがありました。
観戦客に一番人気のホールでした(^^)
さらに余談になりますが、、、
我が家のペットのさくら、初めて我が家に来た時には桃の種くらいの大きさの亀でした。今では50センチ以上の巨大亀に成長しています(;^ω^)
おかげで近所の「名物亀」になっています(笑)
イギリスの「ゴルフクラブ」
今日はまさに台風一過の真夏日でした!!(;^ω^)
でも暑さに負けず、今日はホームコースにある月1回の例会に参加してきました。
この例会は今回で第484回目、なんと40年の歴史があります(@_@)
そしてこの例会は70歳を迎えてもなおフルバックから挑戦し、月齢杯に参加し続けるという熱いメンバーたちが中心の例会です。
なんと80歳を超えておられる方も数名おられます(; ・`д・´)
プレー後にはきちんとアテストしてこの箱にスコアカードを入れます。
この例会は、スコアだけでなくルールやお互いの心の交わりを大切にします!!
このような長寿例会に参加すると人生論も含めさまざまなことを教わり、
「ゴルフとはそこはかとない魅力があるものなんだな~」
と、例会に参加できることだけでありがたく感じる私です。
さて、今回はイギリスのゴルフクラブのお話です。
イギリスでは「ゴルフクラブ」という言葉はゴルフ場のことではないそうです。
一つのゴルフ場にたくさんの「ゴルフクラブ」があるそうです。
「競技会のためのゴルフクラブ」「お酒を楽しむゴルフクラブ」「サッカーが好きな人のゴルフクラブ」「魚屋のゴルフクラブ」「町内のゴルフクラブ」・・・
といった具合に気の合う人たちがあつまって自主運営の「クラブ」を作り、気に入ったゴルフ場でゴルフをするのだそうです。
もともとイギリス人は「クラブ」が大好きだそうで、何かにつけいろいろなクラブに出かけていくとか・・・そんな国民性によるのかもしれません。
また、イギリスでは「クラブハウス」の考え方もまるで異なるようです。
そもそも、イギリスのリンクスでゴルフするときに日本のゴルフ場のような立派なフロント受付はよほどの高級ゴルフ場でない限りありません。
たいていは受付小屋があり、そこで空いているスタート時間を聞き、お金を払ってカートのハンドルを借りてスタートします。
クラブハウスとは、クラブ員が集まる場所のことをさすのだそうです。
自分たちで小屋を持つクラブもあれば、パブをクラブハウスにしたり部屋を借りたりといった具合だそうです。
ゴルフが終わった後にそこで集ってお茶したりビールを飲んだりするのだそうです。
セントアンドリュース・ゴルフリンクスでも立派な受付フロントはありませんでした。
ニューコースとジュビリーコースはこんな感じのところで受け付けをします。
スタートホールにこのような小屋があり、手引きカートのハンドルを借ります。
オールドコースの受付は、さすがに少し立派な建物でした。
このようなしっかりとした建物の中に受付がある場合もそこそこありますが、日本のような立派なフロントではなく地味なカウンターで受け付けます。
中はロッカールームとレストランが主な感じです。
レストランといっても、イギリスはスループレーですのでここでお昼は食べません。
スタート前のコーヒーや軽食、プレーが終わってからのビールや食事といった感じでした。
そんな訳で、イギリスでのゴルフ受付は日本より気楽な感じを受けました。
日本のゴルフ場のように「ドレスコード」があったり、立派なフロントで緊張しながらの受付はパブリックゴルフ場が多いせいかあまりなさそうです。
イギリスのゴルフクラブスタイルが、もっと日本にも取り入れられるといいなぁ・・・と思いました。
そうなれば日本でも、もっともっと楽しいゴルフの会が増えるのかもしれませんね~(^^)
・・・夏は洗濯が大変ですね(^-^)
全英オープンゴルフの表彰式は感動します(^^)
2018年の全英オープンゴルフも昨日で幕を下ろしました。
今年も世界屈指の難コース「カーヌスティ・ゴルフリンクス」だけあって、最後の最後まで誰が優勝するかわからないという全英オープンゴルフらしい戦いでしたね。
私はラッキーにも今日がたまたまお休みだったので、昨夜は最後までテレビ観戦できました(^^♪
優勝したフランチェスコ・モリナリ選手は、終始一貫して表情の変わらない素晴らしい精神力で優勝を勝ち取ったという印象でした。
次々と順位が入れ替わり、最後まで手に汗にぎる戦いでした。
めくるめくドラマの数々に興奮させられ、猛暑を忘れさせてくれる時間でした(#^.^#)
地デジでは放送時間を延長して最終ホールまで放映されたものの、時間オーバーで表彰式の映像はさすがに映りませんでした。
表彰式のすべては、やはり現地に行かないとみられないし、その感動の雰囲気はたとえテレビで放映されたとしても味わえないと思います。
昨年の全英オープンゴルフ観戦で私が一番感動したのが表彰式でした。
表彰式は、つい先ほど感動のウィニングパットが行われたばかりの18番ホールグリーンで行われます。
観戦客やすべてのフォアキャディーがグリーン周りに集結して取り囲む中、音楽などは一切流されずクラレット・ジャグ(優勝杯)を置く「机」と「マイク」だけが用意されました。
この黒ずくめの方たちは、このゴルフ場の競技委員の方たちでしょうか?
この列の間を偉い方や受賞選手が通ります。
会場の用意ができると、まずは優勝カップが運ばれてきます。
準備が整うと、優勝・準優勝の選手の授与式が行われます。
昨年の準優勝はマット・クーチャー選手でしたが、今年はローリー・マキロイ、サンダー・ショウフレ、ジャスティン・ローズ、ケビン・キスナーの4人の選手がここに立ったのでしょうね・・・見たかったです。
今年は机が2台必要ですね( *´艸`)
昨年優勝したジョーダン・スピース選手は、最終日のゴルフが最後までかみ合わないままでとても悔しそうでしたね。
タイガー・ウッズ選手も惜しかったですね、ゴルフは一度優勝してもそのあと優勝するのはとても難しいところが見所です。
特にイギリスのリンクスは、ゴルフの神様に味方されない限り優勝は難かしい・・・
優勝者は優勝スピーチを終えた後、ギャラリーやメディアの写真撮影に応えてグリーンを移動しながらポーズをとり写真を撮らせてくれます。
15分くらいギャラリーの写真撮影に応えた後、最後にボランティアで大会を支えてくれた人たちにねぎらいの挨拶をぐるっとして回り、クラブハウスへと戻っていきます。
この地味な表彰式は、おそらく147年間変わることなく粛々と執り行われてきたのだろうと思います。
表彰式の場所でブラスバンドの演奏があるわけでもなく、大型のハイビジョンでその模様が映し出されるわけでもなく、、、まさに伝統ある「The Open」の表彰式。
ただただ暖かい人々の拍手とまなざしの中で執り行われる表彰式には、心を癒される思いがしました。
表彰式がおわったあと、ボランティアの人たちの記念撮影が続きます・・・
表彰式が終わったのは夜の7時半でしたが、あたりはまだまだ明るいイギリスです。
昨年は小雨降る中の表彰式となりましたが、みな寒い中でこの表彰式に参加して心が温まったことと思います・・・
余韻を残す中、観戦客もゆっくりと帰り支度です。
それにしても・・・この写真の奥に写っている若者のアンブレラ!!(@_@)
こんな便利なものはどこに売っているのでしょうかねぇ、欲しいな~~~~( *´艸`)
全英オープンゴルフの表彰式は、感動のひと時でした!!
皆さんも、観戦に行かれた折には是非是非表彰式をご覧になっていただきたいと思います(^_-)-☆
昨年の全英オープンゴルフ観戦旅行の手配詳細です(^^♪
先日、私の「イギリス全英オープンへの旅についてもっと詳しいことが知りたい」とのコメントをいただきました。
これは大変うれしいことです!!
なぜならこのようなコメントをいただくということは、きちんと私の記事を読んでくださっている方がおられるという証拠ですから(^^♪
ブログを始めて1か月をを過ぎ、自分の記事をどなたかに本当に読んでいただけているのか、それともただの自己満足なのかと思い始めていたところでした。
という訳で、今日はハッスルして昨年の旅の手配の詳しい情報を載せてみたいと思います!
◇飛行機チケット購入
出発予定の3か月前に「HISオンライン予約」で購入しました。
KLM正規事前割引チケットですので、格安航空券より安心感があります。
成田~マンチェスター空港 ⇒ ¥129,170
これが土日出発となると2万くらい高かったような・・・翌週になると夏休みに入る関係か値段が上がるので、全英オープンが始まる前の週の木曜日に日本を発つことにしました。
観戦日までは、ウィンダミア地方を訪れてみることにしました(^^♪
◇全英オープン観戦チケット購入
飛行機のチケットと同じく、出発予定の3か月前に「全英オープン公式サイト」から購入しました。
日本の公式サイトの「チケット」をクリックすると、そのまま英語の「THE OPEN」公式サイトに飛びます。
掲載している画面は今年の全英オープンの画面です。
英語の画面にビビらずに、手順を追っていけば案外簡単に購入できます。
ウィークリーチケットとデイリーチケットがありますが、8日間フリーパスのウィークリーチケットの方が断然お得なので迷わずウィークリーチケットにしました。
しかし、これがどんな形で発券されるか、かなり心配しました。
職場で外国旅行慣れした方が「チケットは普通はパソコンでダウンロードでしょう!」というのですが、どうやってもダウンロード用のアイコンが有効になりません。
音沙汰ないまま2か月が過ぎたころに、なんとスコットランドのR&Aから郵便で観戦用のチケット一式が送られてきたときは大喜びしました )^o^(
これは、さすがにダウンロードできませんよね(笑)
これが手元に届くと、いよいよ観戦ムードが高まります!!
チケットはその年の全英オープンが終わったらすぐに販売が始まりますが、特別のもの以外であれば2~3か月前に申し込めば大丈夫なようです。
昨年私が購入したウィークリーチケットの値段は¥34,588でした。
ネットで手配してくれる日本の会社のものは5万以上でしたからやはり高いです、少し大変でも公式サイトからの購入をお勧めいたします。
ちなみに、1日3~12万円程度する特別席のチケットもいろいろありますので、懐に余裕のある方はぜひこちをお買いになって観戦の感想をお教えくださいませ。
◇宿泊施設の予約
「Booking.com」ですべて予約しました。
鉄道の駅から歩ける範囲にあるホテルを第一条件で探しました。
あまり安くても心配なので、1万円程度のところを探しました。
全英オープンの会場近くはホテルが少なく、あってもかなり高いのですが、リバプール市内の安いホテルは「うるさい・汚い」などと口コミに書かれているところが多かったので、中間地点で探しました。
とにかく鉄道の駅から徒歩で行けるホテルがい良いと思い探していたら、リバプール中心街から5駅、会場までは8駅のところに適当なホテルが見つかりました。
このホテルは比較的最近できた住宅街の中にあり、ホテルの向いにスーパーがあってとても便利でした。
事前に、駅を降りてからホテルまでの道をgoogleで何度もたどってみました。
実際に訪れても違いはなかったので「今は旅するにも便利な時代だなぁ~」とつくづく感じました。
このホテルは8日間宿泊で¥73,501でした。
◇鉄道
今回はほとんど鉄道を利用しました。
空港からホテル間はレイルヨーロッパで事前にチケットを予約しましたが、ホテルから会場までは毎日駅でチケットを買いました。
イギリスの鉄道は網の目のように走っており、数多くの私鉄があるので路線図を日本で手に入れるのは難しいです。
これもgoogleで駅をたどっていき、事前に駅を確認することで問題なく利用できました。
イギリスの鉄道料金は、日本より安いと感じます。
日本のようにダイヤ通りに来るということは期待できませんが、本数はそこそこ走っているので時間に余裕をもっていけば問題なく移動できました。
また、イギリス郊外の駅のホームには改札がないのが特徴です。
キセルし放題、、、というか「往復」で買えばその路線が乗り放題という素晴らしい鉄道でした。
チケットを買っても改札などなく素通り、なんかだか不思議な感覚でしたがおかげでこ~んなに旅のお土産ができました(^^♪
中央のものが、全英オープン会場に通った時のチケットです。
なんと、乗り放題で£5.1(=¥750)
そしてすごいことに、この「Merseyrail」という鉄道は、
リバプール市内へ観光へ行ってから全英オープンの会場まで行き、またホテルに戻ってきても同じ金額なんです!!
空港からリバプールまでも時間を選べば2000円程度ですので、本当に鉄道は安価で便利だと思いました。
◇手帳
手帳は欠かせません。
いくらスマホがあっても現地でWi-fiがつながらなかったり壊れたらどうにもなりませんし、手帳に整理することで旅の安心感が増します。
また、現地の人とコミュニケーションがうまく取れない時も、メモ帳に書いてもらうことでうまくいったりします。
私はこんな風にメモした手帳を全英オープンの旅で持ち歩いてました。
この手帳は練習日のラウンドを見学してる途中、通り過ぎるビッグスター達にとっさにサインをしてもらうのにとても役立ちました(*^▽^*)
ジョンソン・デイ選手のサインです(^^♪
アーニー・エルス選手は今までたくさんのサインを書いてきたせいか、とてもシンプルですね( *´艸`)
旅の間も夜はホテルに帰ってから手帳を整理したり調べたことを記録したり・・・手帳があれば一人旅でも忙しくてさみしさを感じる暇がありませんでした(*^▽^*)
自分で旅行をすべて計画する場合、とにかく出かけるまでにネットで事前検索を入念にするのが私のスタイルです。
夜な夜なスマホを使ってあれこれ調べるのはけっこう大変ですが、
そういった時間が私にとっては楽しくもあります!!
ので、個人旅行の場合は半年前から準備を始めます。
旅行会社のツアーとは違い、現地で気の向くまま計画を変更するのも個人の旅だからこその魅力です。
現地でも毎晩スマホで事前調査をしますので、海外用のWi-fiを携帯するかドコモ海外1dayの契約といった対策は個人旅行の場合必須です。
以上が私の個人旅行の主な手配内容です。
(注意:旅の価格は£¥の為替レートによって変動します!!)
車屋さんにもらった手帳です。
イギリス旅行に行く前までは使い道がなかったこの手帳、今では私の大切な宝物です(^_-)-☆
全英オープンの観戦の旅を自分で手配するのが面倒な方や、観戦のついでにどこかでゴルフをして帰ろうと思われる方は、イギリスゴルフツアー専門の「エルデトラベルツアー」の利用をお勧めします。